4年も前の話だが、私はJスポーツの「野球好き」という番組にちょろっとだけ出ていて、当時解説者だった森繁和現中日監督と、放送の後話す機会が何度かあった。
貫禄もあり、脂ぎっていて、お水関係に持てるだろうなあ、と思わせたが
「救援投手の疲労度は、ベンチで立ったり座ったりする回数で決まる」など、含蓄のある話を聞いたが、なかで「ドミニカ(共和国)出身選手の扱い方」という話も印象的だった。

「あいつらはハングリー精神があるから、日本へ来たらまず肉を食わせる。最初から和牛とかいい肉を食わせなくてもいい。アメリカ産でいいからステーキを食わせる。それでも"なんて美味いんだ!"って言うから、段階を踏んでいい肉を食わせれば、喜んで働くようになる」

森繁和監督がドミニカとのかかわりができたのは、野球留学をした現役時代だろうが、中日のコーチになった2004年以降、ウィンターリーグに足を運び、逸材を見つけては中日に送り込んできた。

以後の中日のドミニカ出身選手の成績 打者(ご指摘があったので修正する。いろいろ間違いあって失礼しました)

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なかなかの壮観、横浜からきたタイロン・ウッズのあとにトニ・ブランコとリーグ屈指の強打者を立て続けに獲得したのは凄かった。

以後もエクトル・ルナ、エルナンデスなどまずまず活躍した選手を獲得してきた。2012,2013年と高木守道監督時代には、従来のドミニカ勢に加え、マット・クラークなどをとったがうまくいかなかった。

今はドミニカではなく、キューバ出身のビシエドとゲレーロだ。ゲレーロが久しぶりにタイトルを取りそうだ。

投手陣

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大活躍する投手はいないが、玄人好みのする渋い投手が並んでいる。

先発、救援で活躍したマキシモ・ネルソン、ジョーダン・ノルベルトのように抜群とは言えないが、そこそこ仕事をする選手を見つけてきている。
この間、中日には台湾出身のチェンというエース級がいたが外国人投手の選球眼も見事だと言えよう。

ブランコのように年俸が高くなって他球団に移籍した選手もいるが、実績は十分だ、

ただ、驚くべきは、森繁和監督は、コーチ時代から「編成トップ」を兼任していたという事実だ。
GM兼任と言ってもよい。落合博満GMの下にいたころから、実質的な編成の仕切りも任されていたのだ。

鶴岡御大の昔じゃあるまいし、いまどきあり得ない中日球団の丸投げぶりだが、このたび、友利結投手コーチを編成担当にすることにしたという。
友利コーチは森監督の片腕と言われる存在で、ドミニカにも同行しているが、来季構想へ向けて編成に専念することになったという。
しかしこれは、本格的にフロントスタッフを充実させることを意味しているわけではないだろう。

中日が「金は一銭も出したくない」球団なのは良く知られているが、人材さえもケチっているのが良くわかる。
森監督のチームへの貢献度は大きいが、中日は尽くし甲斐のない球団だと思う。

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