先週、NPBの試合予定を見ていたら、日本ハム--楽天(富山)とあった。北海道日本ハムファイターズが何故富山で主催試合を開くのか?見に行くことにした。
関西と金沢はやたらアクセスがいいのだが、金沢と富山の間はJRが第3セクターになり不便になった。それが嫌なら短い区間でも北陸新幹線に乗らなければならない。阿漕なもんである。

富山アルペンスタジアムはBCリーグ富山サンダーバーズの本拠地。正力松太郎の故郷であり、巨人や中日、広島などが公式戦を開催してきたが、日ハムは初めて。竹田憲宗社長が富山県出身の縁によるという。

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このスタジアムはアクセスがひどい。東富山駅が最寄だが、直線でなら徒歩20分ほどだろうが、道が輻輳していてたっぷり40分かかる。富山駅からバスが出ているが、近隣のファンはほとんど車で来るので、大渋滞が起こっている。

甲子園は、トーマス・オマリーの血涙あふれる呼びかけで車で来る人はなくなった。他のNPB本拠地球場も公共交通を使って来場するのが基本だ。このあたり、車社会の地方と脱車の都市圏との意識の違いは大きい。
車での来場者が多いから、ビールの売れ行きが悪いなど、場内の雰囲気もかなり違う。

瀕死の状態の楽天の先発は藤平、日ハムは上沢。

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試合はロースコアで推移、投手戦というより貧打戦、やたらとファウルも多かったが両チームの打線は湿っている。

両軍の応援団が外野に陣取るのはいつものことだが、場内の雰囲気はかなり違う。
とにかく3番DH大谷翔平への声援がやたら大きい。全国区の人気である。続いて中田翔、楽天の9番右翼オコエ瑠偉はあまり知られていないようだ。

楽天が5回にオコエの二塁打を皮切りに島内のタイムリーで先制。オコエは二塁から大声で上沢のボークを指摘するなどなかなか元気。沈滞ムードのチームで生き生きしている。

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藤平は6回まで四球の大谷を出したのみ。ちょっとドキドキし始めたとたんに松本に二塁打を打たれる。

しかし日ハムは8回途中からつないだ村田透がめろめろで、好投の上沢に自責点4がつく体たらく。
5-0に。9回に島内の一発が出て6-0。

9回は登板間隔があいた松井裕樹が出てくる。私は近々Numberでサファテと松井のすごさについて書くが、とにかく松井は今季まだ1失点、と強調するつもりだったが先頭石井一に安打を打たれ、二死二塁から大谷翔平にタイムリーを打たれてしまった。

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4月29日以来の自責点。ここでレアードに一発でも打たれたら、書く内容が変わってしまうがな、と思ったが、何とか抑えた。

そういう私の事情は別にして、松井裕樹、大谷の勝負は見ごたえがあった。大谷は大きい当りだけでなく"汚い安打"も打つことができる。大したもんだ。

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試合終了後の混乱もちょっとひどかった。NPBの球場では試合終了後はすべての出入り口を開放し、お客を一気に外に出すが、この日の富山はなぜか出口を2~3か所に絞っていたようで人が団子状にかたまった。救急車が来ていたがけが人が出たかもしれない。
こういうマネジメントも難しい。

観客数1.75万人。30000人収容とのことだったが、ほぼ満員に見えた。NPBの16球団構想を現実化するときには、地方のライフスタイルに合わせたインフラ整備も必要になるだろう。

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