2007年と言えば、セに小笠原道大が移籍し、リーグをまたいで2年連続でMVPになり、ダルビッシュ有がMVPを取った年。広島の黒田博樹と新井貴浩がFA宣言をした年。この年のドラフトで入団した選手は今、どうなっているか?
この年にプロ入りした88人について、今年までの年俸総額を出した。
これをずらっと並べる。左端は大学、高校、大学・社会人、高校・社会人の別。

2007Draft Money


年俸最高額を出世頭とするなら、中田翔がそうだということになる。高校通算87本塁打、広島の出身だが大阪桐蔭に野球留学していた。中田の叔父は呉市在住だ。今年の異様な不振ぶりが気になるところだ。

地味だが宮西が2位、デビュー年からずっと50試合以上登板。今季もあと3試合でこれをクリアする。

日本ハム勢2人が10億の大台突破。日ハムはこの高額所得者2人をいつまで手元に置いておくだろうか。

3位は楽天の聖澤だが年俸総額はほぼ半分に下がる。

注目すべきは広島勢だ。丸が5位にいるが、以下小窪を挟んで安部、松山と今季、大活躍している顔ぶれが並んでいる。
丸も含め、中田翔などよりも出世が遅かったために生涯年俸は低い。安部などは中田翔の10分の1だが、これからどんどん上げてきそうだ。

ソフトバンクは中村晃、岩嵜翔としっかり実績を出している。この年の大学の目玉、東洋大大場翔太はノーコンですでに引退している。

高校の目玉と言えば、中田翔とともに唐川と佐藤由規だったのだが、ともに故障が多く期待に応えたとは言いにくい。

オリックスは明徳義塾の伊藤光が出たが、近大の小瀬がいれば、上位に来たのではないか。不可解なことに自ら命を絶ってしまった。

阪神と巨人は全くの不作。巨人は盗塁王を取った藤村大介だけ。阪神は今はロッテにいる高濱が出た程度。

ロッテは前年、四国・高知から角中勝也を獲得。評価が高かったので、この年大量に育成選手を取って、これを独立リーグに派遣したが実にならなかった。そのためにロッテは以後、独立リーグに関心を示していない。

育成枠、独立リーグ出身では小兵の内村賢介が唯一活躍したが、他はあまり機会を与えられることなく消えている。

厳しい現実も見えてくる。

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夢の裏バットマンレース(後半戦)


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