タイとブレークの間には・は入らないんですね。了解です。タイブレークの発表とともに、予想外に議論がいろいろな議論が起こっているようだ。
今朝のNHKでは、桑田真澄に意見を聞いていた。
桑田は、
「タイブレークの導入は選手の負担を軽減するうえでいいことだが、本当に選手の健康面を考えるなら、球数制限と登板間隔を見直す必要がある」とはっきり指摘した。
これに対し、NHKは選手の健康のためには球数制限や登板間隔の見直しの必要性を認めつつも、
「球数制限をすると、複数の投手がいる学校が有利になる」ことと、
「登板間隔の見直しは、甲子園の日程調整に影響を与える」ことをデメリットとして挙げた。
ほぼ、高野連の主張そのままだ。
NHKが、なぜ高野連の代弁をするのかよくわからないが、この二つは導入しない言い訳としてはお粗末である。

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「球数制限をすると、複数の投手がいる学校が有利になる」というが、これまで高野連は各高校の戦力均衡化はほとんど行っていない。

金のある有力私学が多くの有力選手を獲得することも、他の地方から奨学金で釣って選手をスカウトすることも禁止していない。特待生は人数を制限したが、その程度だ。

それでいて、この問題だけ「複数の投手がいる学校が有利になる」と戦力不均衡を問題にするのはおかしい。おそらくは高野連の幹部にそういう言い方をする人がいるのだろう。

球数制限をすれば、「複数の投手がいる学校が有利になる」のであれば、それはそれで構わないのではないか。

私学と公立高校の格差は球数制限をする、しないにかかわらず開く一方だ。格差をなくす方策は野球部員数を制限するとか、他地域の子供を獲得できないようにするとか、改めて考えるべきことだ。

「高校野球で勝つにはエースひとりではなく、複数の投手が必要」は大阪桐蔭など有力校ではもう当たり前になっている。
球数制限を導入してエース一本やりの学校がなくなるのであれば、それは良いことだと思う。

ただ「球数制限」の医学的根拠は、いまだ明示されていない。MLBの「100球」という目安も、確たる根拠があるわけではない。導入に際しては、登板間隔ともども、何らかの客観的な基準が示される必要があるだろう。

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「登板間隔の見直しは、甲子園の日程調整に影響を与える」のは、さらに理由にならない。選手の健康面と、甲子園大会の日程は、どちらが大事なのか、考えるまでもないだろう。
プレイヤーズファーストの見地に立てば、日程の見直しはできるはずだ。阪神球団が見直しに応じないとは思えないし、球場は甲子園だけではない。
甲子園の「聖地化」の行き過ぎに歯止めをかけるうえでも、他球場での全国大会開催はありだと思う。


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