10月1日に広島がシーズン終了させてから10日、本当に長々と消化試合を続けてきたNPBだが、セ・パ両リーグともに今日、終わる。セは5日も早く終わることができたが、雨天中止でここまで引っ張った。天気はいいから、今日は大丈夫だろう。

レギュラーシーズンが終われば、次はクライマックス・シリーズ。NPBは10日に終わってなおも14日まで試合をしない。野球選手というのは、アスリートではないのか?どこか悪い人の集まりなのだろうか?そんなに休まないと野球ができないのか?

憎まれ口はこれくらいにするが、クライマックス・シリーズがセ・パ両リーグでできてから、野球のシーズンは長くなった。ファンの興味はずいぶん長持ちするようになった。
私はよいことだと思っているが、調査によれば野球ファンの7割はクライマックス・シリーズに不満を持っているという。

4月から10月上旬まで、170日もかけて戦って雌雄をつけたペナントレース、その結果がわずか5試合や7試合のクライマックス・シリーズでひっくり返るなんて。
そんな理不尽なことがあってたまるか、ということらしい。
半年以上も応援してきたファンにとっては、それは許せないことなのだろう。
ましてや今季の広島やソフトバンクのように、ぶっちぎりの優勝をしたチームが、5割そこそこのチームに日本シリーズへの出場権を奪われるなんて、ありえない!
ということだ。その気持ちはわかる。

クライマックス・シリーズは、純粋に興行的理由で創設されたものだ。それ以上の意味はない。
MLBは、ア・ナともに3地区に分かれ、その地区の優勝チームにワイルドカードを加えたそれぞれ4チームがトーナメント形式で戦うポストシーズンを設定したことで、大いに盛り上がり、野球のシーズンは長くなった。

同じように10月を盛り上げたいとパ・リーグの関係者が思って2005年からプレーオフという形で3位以上がたたかうシリーズが始まり、2007年にはこれにセも同調した。
交流戦は自分たちが弱いのが露呈して以来、やめたくて仕方がないセだが、クライマックス・シリーズはやめる気はないようだ。

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このシリーズができてからペナントレースの興味も複雑になった。優勝が無理でも3位までに入れば、次のステージがある。
3位争いが激化したのだ。強いチームからしたら「ちまちました争いしやがって」ということになるかもしれないが、今年のDeNAと巨人の争いのように3か月も緊迫したデッドヒートが続くこともある

要するにクライマックス・シリーズは特定のチームの熱狂的なファンにしてみれば納得がいかない。私のように特定の球団を応援しない「無所属野球ファン」には、面白くてたまらないシリーズなのだ。

ただ、これがベストとは思わない。クライマックス・シリーズによってはるかに長丁場のレギュラーシーズンの価値が減殺されるのはよくない。
MLBのように、ペナントレースの勝者に、2位の中で一番強いチームが争う形の方が納得性が高い(このワイルドカードという仕組み、2位以下のチームにもう一つの順位争いを生じさせる絶妙の仕掛けだと思う)。

私は毎年、3地区制+ワイルドカードの4チームによるトーナメント形式のポストシーズンがいいと言っている。
シーズンが終了すれば、またそれを紹介するが、それに加えてエキスパンションで球団数を増やし、NPBの仕組みを変えるべきだとは思っている。

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ルーキー最多安打レース

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