クライマックス・シリーズってどうよ、という話はとりとめがない。ポストシーズンの枠組みを変えるには、抜本的な改革がどうしても必要になるからだ。



今年、NPBの観客動員は初めて2500万人を超えた。同慶の至りではあるが、その多くは少数のリピーターが担っている。同じ観客を何度もカウントして2500万としているのだ。
実際には半分以下ではないかと思われる。
しかもその観客は本拠地周辺に限られる。都市部の観客が足しげく通っているだけで、地方でのファンは絶えようとしている。
それを考えれば、今、プロ野球のない地域に球団を増やすのは急務だと思うが、その議論は全く盛り上がらない。
球団サイドは「新球団ができたら客が減る」と思っている。NPB球団は創設以来ずっとそう思ってきたが、1リーグが2リーグになって球団数が増えてから観客数が増加したことを忘れている。

また「この厳しいご時世で、新球団なんて採算が立たないだろう」という声もある。もちろん、昭和の時代のビジネスモデルはそのまま通用しない。
お金持ちの親会社が、赤字を補てんするようなビジネスモデルは成り立たない。
しかし、Jリーグでもそうだが、親会社に頼らず地域密着で採算をあげているプロチームがどんどん出てきている。独立リーグも採算がとれてきつつある。
地域にしっかり根を下ろして、行政の支援、協力も得てプロチームを運営する、そういう新球団が出てきてもよいと思う。

実際に、今の12球団も、今のままでは行き詰まることが必定だ。独立採算へ向けて、そうした取り組みが必要なのだ。
その先駆けとして、ミニマムの予算の新球団ができてしかるべきと思っているのだが。
ポストシーズンの充実だけでなく、それが究極の改革ではあるが。

yankee


もう一つ、ポストシーズンを成立させるために前後期制を復活させたらどうかという意見がある。私の知り合いでそういっている人がいる。
パ・リーグは不人気に苦しんだ挙句、1973年から2シーズン制に移行した、
私はこのシーズンをよく覚えている。私の好きな野村克也率いる南海が、前期で優勝し、後期は全く不振だったが、後期優勝の阪急とプレーオフを戦って勝ち、日本シリーズに出場したのだ。

後期の南海は阪急に全く歯が立たなかったから、プレーオフもそうかと思ったら、南海が圧勝した。後期のシーズン中、野村監督は手の内を見せなかったのだ。これが世にいう「死んだふり優勝」だ。
確かプレーオフはちょっと盛り上がったように思うが、南海ファンではあったが、私は釈然としなかった。実力通りに順位が決まらなかったことにかなりの不満を抱いた。

今に至るも2シーズン制の期間はリーグ順位の決め方が釈然としない状態になっている。記録的にも問題は多い。

例えば、前後期をきっちり半分に分けるのではなく、短期間の勝負を争うスプリントシリーズと、長期シーズンに分けるとか工夫をすることはできる。
「死んだふり」を防ぐために、前期優勝チームが後期、5割を切ったら出場権をなくすようなこともできるだろう。

まあJリーグがダゾーンとの契約を勝ち取って、前後期シーズンを1シーズンに戻した例から考えても、いろいろ問題はあるとは思うが、読者各位は「2シーズン制」についてどう思うだろうか?

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ルーキー最多安打レース

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