ポストシーズンの考え方のひとつに、アジアのプロリーグを交えて優勝戦をしたらどうかという話がある。
少し前のアジアシリーズは、そういう触れ込みだったが、日本シリーズが終わってから、優勝チームが台湾、韓国と戦う形式だったので、エキシビションの色が抜けず、さっぱり盛り上がらなかった。

次にやるのであれば、3つの国のペナントレースの優勝チームが、そのままポストシーズンに突入すべきだろう。

3つのリーグの今季、ペナントレース

日本、NPB

NPB-2017


ま、別にいうことはないが、今季は両リーグとも圧勝だった。2位以下とははっきり力の差があった。

韓国、KBO

KBO-2017


韓国は10球団が1リーグ、1シーズンで戦っている。2004年の球界再編が実現していたら、こういう感じになったのだ。
上位、下位の差は大きいが、今季はキア(起亜)とDOOSAN(斗山)が大接戦だった。
韓国はここからワイルドカードゲーム、準プレーオフ、プレーオフ、韓国シリーズと4段階ものポストシーズンがある。
勝ち抜けば、5位のチームでも韓国1になる可能性がある。
NPB以上に釈然としないポストシーズンである。

台湾、CPBL

CPBL-2017


2シーズン制。ポストシーズンは前後期の優勝チームで争う台湾シリーズだ。
今季のようにラミゴ(Lamigo)が両方とも制した場合は、年間成績2位3位ののチームがプレーオフをして、その後台湾シリーズを戦う(修正しました)。

台湾のポストシーズンも釈然としない。
台湾はアマの方がプロより強いと言われる。アマ代表を入れることも考えられるが、両者の仲は良くないのだなあ。

今年のWBC予選ではアマ主導に反発した最強チームのラミゴが王柏融など選手を送らなかった。こういうところが、台湾は良くない。

アジアシリーズをやるなら、各国1位を決めて、それらのぶつかり合いにするか、日本のセ・パと、韓国、台湾の優勝チームの4球団にするか、いろいろ考え方がある。
5試合、7試合のシリーズも考えられるが、総当たりのリーグ戦で上位2チームを決めるサッカーのような形式もあり得るだろう。

これも一つのやり方ではあろう。

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ルーキー最多安打レース

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