昨日の日本シリーズ、ビデオ判定で決勝点が入ったのは「いまどき」ならではだと思った。
昨日もフジ系列が中継をしていた。100台以上のカメラを据えてこの画像を瞬時に編集し、立体でリプレー映像を流していた。
しかし、それでみても今宮が伸ばした左手の指先が、本塁にタッチするのと、捕手戸柱のミットのどちらが速かったのか、鮮明な判断はできなかった。
タイミングでいえば、アウトではないかと思えたが、おそらくは1㎝とか数ミリとかの差で、今宮の指先がホームベースにつくのが速かったのだろう。控えの審判がリプレー画像でチェックしたのだと思うが、この判断に間違いはないと思う。ちょっとした指先の動きが、明暗を分けたのだ。

日本シリーズの本塁突入のシーンと言えば、1969年の巨人、阪急の第4戦、4回裏、ディレードスチールを仕掛けた巨人の土井正三が、阪急の捕手岡村浩二にブロックされたものの、審判がセーフという判定を下したことがあった。

激高した岡村が主審に暴力を働き日本シリーズ初の退場処分になったが、翌日の新聞には岡村の股間から土井正三のスパイクの先が伸びて、本塁を踏んでいるのがはっきり映っていた。
巨人V9戦士の走塁の精度の高さが賞賛されたが、あれは数十センチをめぐる争いだった。
しかし、昨日の本塁クロスプレーはおそらく1㎝以下、野球の「制度」「質」が変わったとしみじみ思った。

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日本シリーズが始まってから、DeNAは「3位チーム」に逆戻りしたように思う。勝ち越すのが精いっぱい。ミスも多い。
決勝点を含む3点が入った7回の攻防でも、遊撃、倉本の痛恨の失策がきっかけだった。
先発でも今永は素晴らしい出来だったが、第1戦の井納は制球が定まらなかったし、昨日の救援、三上、砂田もセットアッパーとは言えない投球だ。

勢いだけで勝ち上がってきたDeNAと、実力を満々とたたえて日本シリーズに進出したソフトバンクの実力差は明らかだ。

しかしこのまま「参りました」をしては、シリーズは面白くない。
明日から始まるハマスタでの試合、ラミちゃん監督は、思い切った手を打ってほしい。セの最強チーム広島を屠ったように、奇策を弄し、ソフトバンクを浮足立たせてほしい。

セのチームの主催ゲームはDHが使えず、投手が打席に立つ。ラミレス監督は「8番投手」で意外性のある攻撃を仕掛けたが、それがポイントになるかもしれない。

明日はウィーランドではないかと思うが、彼の投球と打撃に期待したい。

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