O-Hakuyu


期待の台湾代表、Lamigoの王柏融は、右飛、四球、四球のあと左中間に二塁打。二塁打はきれいな流し打ちだった。

ボールの見逃し方は堂々としていてて、福留孝介のようだったが、左翼の守備はそれほど良いとは思えなかった。飛球の追い方もややあたふたしていたし、送球もよくなかった。
そもそも5ツールプレイヤーなら左翼は守らない。評価はかなり割り引く必要があるだろう。

キャリアSTATS

B-Wang


中国文化大から2015年、CPBLドラフトでLamigoにアマチュアの大物選手はドラフトで指名されても拒否することが多いが、王は入団。

6月のドラフトで入団し、20試合に出場。9本塁打を打って実力を見せつけ、翌年にはいきなり4割。200安打を記録。そして今年は三冠王。

これは王柏融の能力を示してはいるが、CPBLのレベルをも如実に物語っている。

特に投手のレベルはひどい。CPBLの防御率10傑の上位8人は外国人投手。台湾人1位は元阪神、DeNAの 鄭凱文だがERAは4.58だった。
圧倒的な打高投低の中で、この記録は生まれた。

今、台湾では王柏融は「大王」と呼ばれ、トップスターの扱いだが、このままCPBLで凄い成績を上げ続けても将来は拓けないのではないかと思える。

私は2014年にこの選手を台湾で見ている。体は多き気はないが、目立つ存在だった。

Wang-HU


CPBLにこの逸材が入ったことで、台湾球界は盛り上がっているが、一向にレベルが上がらないCPBLでは、発展性はないかもしれない。

今日の侍戦は、DeNAの今永昇太が先発だ。こんな優秀な左腕は、台湾にはいない。王は、どんな打撃を見せるだろうか?

まだ24歳だが、王はNPBかMLBに挑戦すべきだろう。24歳と年をくっているのでMLBのマイナーからでは時間がかかる。
NPBで実績を上げてアメリカに渡るべきだろう。もちろん、それだけの成績を上げることが条件になるが。


2017年則本昂大、全登板成績【5年連続2ケタ勝利に4年連続奪三振王】

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