今年は大物FA移籍がなさそうだが、過去のFA選手が移籍先でどれだけ働いたかを調べてみた。これ、週刊ポストさんのために調べたものの派生だ。
移籍先のチームでの安打数のランキング。移籍したチームに限定したものだ。

FA-H


最もよく働いたFA選手は金本知憲だ。晩年には連続試合出場からみで醜態を見せたが、移籍後の2回のリーグ優勝は、金本がいなければ難しかった。
阪神はトレードの補強がうまい球団だが、その中でも最高実績と言えよう。

続いて日本ハムの稲葉。日本ハムはFAでの選手獲得はこの一例だけ。MLBに移籍を考えていて失敗した稲葉を拾った形だが、チームリーダーになり2000本安打も記録した。FAうんぬんではなく、稲葉は日本ハムで再生したと言えよう。

さらに谷繁元信、中日の黄金時代はこの選手無くして語ることはできない。これも成功例だ。

そして内川。セからパへの移籍は異例だったが、今やチームリーダーと言っても良い。

和田、駒田も移籍先の主力メンバーになった。新井は異例にも元の球団に復帰している。

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その下に巨人へのFA選手が並ぶが、村田、小笠原、清原ともに実力が衰えると球団を放出されている。

3人とも「外様」の扱いから抜け出すことはできなかった。これが巨人と他球団の違いではないかと思う。江藤、落合、広沢もそうだった。

下の報に並んでいるのは「形式上のFA」であり、力の落ちた選手や、レギュラーでない選手が方便でFA移籍したものだ。

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