今年もリーグで一番弱体だったのは間違いないが、数字を見ればそれでもましになったのだ。
2016年と2017年の比較

2017YS-P


なんといってもブキャナンの加入が大きかった。わずか6勝だったが、シーズンを通じてローテを維持し規定投球回数に達した。ERAも3点台だった。

現役最多勝の石川に衰えが見える中、ブキャナンがまだしも先発投手陣を支えた。

実質的なエース小川は、今季、クローザーを一時期務めるなど首脳陣の采配が迷走し、成績が上がらなかった。

神宮球場は極端なヒッターズパークだ。防御率が悪いのは仕方がないが、長いイニングを投げることができる投手がいないと戦うことができない。

2015年にはバーネット、秋吉、ロマン、オンドルセクという「勝利の方程式」で優勝を飾ったが、これが翌年には瓦解、今年は秋吉がクローザーになったが戦線離脱。登板過多だろう。ルーキ、ついには小川が抑えに回ったが、スタッフ不足は否めなかった。

先発投手に大きな期待が持てないのは、来年も同じだろう。必要なのは、抜群でなくてもそこそこつなぎの投球ができる救援投手をできるだけ何枚も作ることだろう。

IMG_5909



1974年星野仙一、全登板成績【巨人を止めた最多セーブ&沢村賞

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!