「元中日投手が事故」という見出しだったから、無名の投手かと思ったら小松だった。
日刊スポーツ
12日午後10時ごろ、名古屋市東区赤塚町の交差点で、同市千種区宮根台、元プロ野球中日投手で会社役員小松辰雄さん(58)が運転する乗用車が、横断していた自転車の男性と衝突した。男性は病院に搬送されたが、約10時間後、急性硬膜下血腫で死亡した。

小松は私と同い年だ。分別のある大人であり、選手の不祥事と同列に扱うのは気の毒な気がするが、死亡事故は深刻だ。

小松は評論家などの傍ら「海鮮山」という野と料理の専門店を経営、人気店だったようだ。

こういうことで、人生が暗転することがあるから車は怖いと思う。

実はプロ野球選手の自動車での事故は、結構多い。
2000年7月には、当時巨人の上原浩治の車がバイクと接触、乗っていた男性に骨折の重傷を負わせている。
2005年には当時横浜の多村仁が、高速道路でスリップし、自損事故。

2007年7月には当時オリックスの前川勝彦が自転車の女性と接触し、負傷させたが前川はそのまま逃げたためひき逃げとされて、逮捕された。実質的に前川はこの事故で野球選手としてのキャリアを断たれた。

2008年には当時西武の片岡易之が、自転車の女性をはねて負傷させている。

今年、オリックスの奥浪鏡が無免許運転で事故を起こし、球団を解雇されている。

野球選手は車が大好きで、金が入るとすぐにいい車を買って乗り回したがる。このために事故のリスクが増える。

上の事例を見ても、小松の事故も、自転車やバイクを巻き込むケースが多い。おそらく無理に曲がろうとして、自転車、バイクをひっかけるのだろう。

運動神経、体力を過信しがちなアスリートは、こういう事故を起こしがちだ。

死亡したのは30台くらいの若い男性だったという。金銭面での補償はかなり大きいだろうし、世間的なイメージダウンも甚大だ。

罪は罪として償うしかないが、小松辰雄という野球人には、何とか復活してほしい。

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