この記事は今、削除されているが、サンスポが菅野のMLB移籍を報じた。
※削除されていたのは事実だが、その後記事が公開されているようなので、追記する。憶測で描いた部分は書き直しました。
サンスポ

巨人・菅野智之投手(28)が12日、都内で行われた「2017報知プロスポーツ大賞」授賞式に出席。将来的なメジャー挑戦の可能性を示唆した。 エンゼルス移籍が決まった大谷に「無事、本人も納得して決まってよかったと思う。日本人メジャーリーガーの試合を朝、早起きして見ているので、またひとつ楽しみが増えた」とエール。 自身のメジャー挑戦の可能性については「ボクは彼(大谷)ほど絶対的な力を持っていない。(海外FA権獲得まで)あと4年ありますけど、しっかり絶対的な力をつけて文句なしに」

(この部分修正)巨人がFAでの移籍を容認するとすれば、大きな変化ではある。

菅野は間違いなく、NPB一の投手だ。

キャリアSTATS

Sugano


日本ハムの1位指名を蹴って、巨人に相思相愛で入団。原辰徳前監督の甥でもあり、縁故入団と言われた。祖父の原貢東海大元監督が「人権侵害だ」と吠えたのを思い出す。

そこまでして入団したが、その後の成績は見事の一語だ。

立派な体からのびやかな速球を繰り出す。制球も抜群。試合を作る能力も高い。
今、NPBで一番優秀で、安定感のある投手だ。

しかし菅野を擁していながら巨人はポストシーズン進出を逸した。
原おじさんも退任する中で、チームにとどまるモチベーションを徐々に失っているのだろう。

28歳である。他球団であればポスティングで移籍することになっただろうが、巨人はそれを認めない。
9シーズン目に得ることができる海外FA制度でのMLB移籍を夢見ているのだろう。

しかしあと4年、菅野は32歳になる。そこまで好成績が維持できるかどうかはわからない。

高橋由伸監督も一時期MLB移籍を目指していたが、親父の借金を巨人が肩代わりしていたために果たせなかった。

松井秀喜はそんなしがらみがなかったから、慰留する球団を振り切ってMLBに移籍したが、そのときのわだかまりがあるためか、今も巨人とは距離を置いている。

原辰徳という「巨人の身内」を伯父に持つ菅野のMLB移籍は難しい話だろう。巨人サイドも今から神経をとがらしているようだ。

しかし、今どき巨人だけが特別の存在ではない。水は低いところへ流れるが、野球選手は高いところへ移ろっていくものなのだ。
菅野はオリンピックと次のWBCが終われば、MLBに移籍するのではないか。

さすがにその頃になれば、讀賣のドンも言葉数が少なくなっているか、あるいは言葉を発することができなくなっているはずだし。

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