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今日はもう1冊、私がかかわった雑誌を紹介。
「野球雲」、創刊からかかわっているが、もう10号になった。

新しい野球についてはほとんど取り上げない。野球史のふるいことばかり。しかも巨人や阪神ではなく、今はなき高橋ユニオンズとか、大正時代の野球とか、鉄道と野球とか、ヲタクでレトロな特集ばかりだ。私は毎回楽しんで書かせていただいてもらっている。

今回も渋い。松竹ロビンス。1950年、セ・リーグの初代優勝チームだ。「ロビン」とはコマドリ。このチームの実質的なオーナーである田村駒次郎にあやかってのニックネームだ。
大阪の繊維問屋「田村駒」の社長だ。今回は、その子息や家族に話を聞いている。これは貴重だ。

松竹は日本を代表する芸能会社、映画会社だが、大映がパ・リーグを仕切りそうだと聞いて、プロ野球に参入しようとして、田村駒がオーナーの大陽ロビンスを買収した。しかし、すぐに田村駒に実験を奪われた。

私は今回の野球雲では、歌舞伎の六代目菊五郎と野球について書いている。いろいろ本を買った。古い資料も当たった。
六代目菊五郎は、今の日本ではほとんどいないような国民的大スターであり、大正時代からパッカードを乗り回すなどけた外れの道楽でも知られたが、早慶戦に夢中になり、野球チームを持つに至った。なんと3チームも作った。
さらに慶應大学の選手を贔屓にして、書生同然に住まわせたりもした。

菊五郎と息子の尾上九朗衛門の写真。

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この六代目菊五郎が、松竹の球団保有にかかわっていた。
そういうあたりを書いた。調べ物は楽しかった。

記録はたばともさんなどがかかわっているのですごく充実している。

この本、すぐに売り切れる。1号、2号当りはもう絶版のはずだ。不思議な本だが、読み応えたっぷり。

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