あと1日と少しで2017年は終わる。「松坂世代」では4人の選手がチームを離れ、身の振り方が決まっていない。
今季現役の松坂世代の現在のステイタス。色が変わっている選手が、まだ身の振り方が決まっていない。
松坂 大輔(ソ)投手1980.09.13生 ●戦力外
和田 毅(ソ)投手1981.02.21生
木村 昇吾(西)内野手1980.04.16生 ●戦力外
渡辺 直人(西)内野手1980.10.15生 ●戦力外 楽天
上本 達之(西)捕手1980.11.08生 ●引退
久保 裕也(楽)投手1980.05.23生 ※育成で再契約
小谷野 栄一(オ)内野手1980.10.10生
矢野 謙次(日)外野手1980.09.21生
工藤 隆人(日)外野手1981.03.30生
江草 仁貴(広)投手1980.09.03生 ●引退
梵 英心(広)内野手1980.10.11生 ●自由契約
永川 勝浩(広)投手1980.12.14生
藤川 球児(神)投手1980.07.21生
久保 康友(デ)投手1980.08.06生 ●戦力外
G.後藤 武敏(デ)内野手1980.06.05生
杉内 俊哉(巨)投手1980.10.30生
村田 修一(巨)内野手1980.12.28生 ●自由契約
實松 一成(巨)捕手1981.01.18生 ●戦力外 日本ハム
館山 昌平(ヤ)投手1981.03.17生
松坂大輔108勝、梵英心990安打、久保康友97勝、村田修一1865安打、同世代でも屈指の成績を持つ4人だ(修正)。
松坂はここ3年、全く仕事をしていない。率直に言って悪あがきという感もあるが、腐っても鯛で来年、中日がテストをすることが決まった。
梵は、同世代の東出輝裕と同様、広島の指導者に転身すると思われたが、チームを出た。今季は一軍出場なし。あと10本で1000本安打。これではやめるにやめられないということだろうか?
2016年に広島から楽天に移籍した栗原健太を思い出す。栗原は結局、楽天では一軍の試合出場がなかった。梵は二軍で48試合に出て.257を記録している。働けないことはないだろうが、どういう使い方をするかが問題だろう。
久保康友はDeNAで7試合に登板して4勝2敗ながらERAは5.35、力が落ちているのは明らかだ。しかし、まだ投げられないことはないだろう。
村田修一は何度も取り上げているが、今季100安打。レギュラーが張れる選手ではあろう。
たまたま、三塁にいい選手がそろいつつあることが村田には逆風になっている。
松坂はともかく、他の3人はこれまでなら、どこかのチームに入団が決まっていただろう。ここまで決まらなかったのは、NPB球団の編成の方針が変化しつつあることを物語っている。
これまで、NPB球団は名前のある選手を獲得して、チームの穴を埋めてきた。しかし広島、ソフトバンク、日本ハムなどが自前の戦力で実績を上げていることに影響され、大物選手を取ってきて補強することに二の足を踏むようになった。
4人は億の年俸をもらっていたが、今は金銭的な希望は高くはないはず、しかし、獲得すれば使わざるを得ない。現場は、選手起用が窮屈になることを嫌っているのだろう。
松坂はキャンプで命運が決まるだろう。残り3人もキャンプまで去就が決まらない可能性がある。
たまたま3人ともに、数字的には「あと少しで大台」である。
記録を愛するものとしては、何とか来季もプレーしてほしいと思う。
2016・17年R.バンデンハーク、全登板成績【ハムや金鷲は嫌だけど、初の2ケタ勝利&規定投球回到達】
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矢野 謙次(日)外野手1980.09.21生
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江草 仁貴(広)投手1980.09.03生 ●引退
梵 英心(広)内野手1980.10.11生 ●自由契約
永川 勝浩(広)投手1980.12.14生
藤川 球児(神)投手1980.07.21生
久保 康友(デ)投手1980.08.06生 ●戦力外
G.後藤 武敏(デ)内野手1980.06.05生
杉内 俊哉(巨)投手1980.10.30生
村田 修一(巨)内野手1980.12.28生 ●自由契約
實松 一成(巨)捕手1981.01.18生 ●戦力外 日本ハム
館山 昌平(ヤ)投手1981.03.17生
松坂大輔108勝、梵英心990安打、久保康友97勝、村田修一1865安打、同世代でも屈指の成績を持つ4人だ(修正)。
松坂はここ3年、全く仕事をしていない。率直に言って悪あがきという感もあるが、腐っても鯛で来年、中日がテストをすることが決まった。
梵は、同世代の東出輝裕と同様、広島の指導者に転身すると思われたが、チームを出た。今季は一軍出場なし。あと10本で1000本安打。これではやめるにやめられないということだろうか?
2016年に広島から楽天に移籍した栗原健太を思い出す。栗原は結局、楽天では一軍の試合出場がなかった。梵は二軍で48試合に出て.257を記録している。働けないことはないだろうが、どういう使い方をするかが問題だろう。
久保康友はDeNAで7試合に登板して4勝2敗ながらERAは5.35、力が落ちているのは明らかだ。しかし、まだ投げられないことはないだろう。
村田修一は何度も取り上げているが、今季100安打。レギュラーが張れる選手ではあろう。
たまたま、三塁にいい選手がそろいつつあることが村田には逆風になっている。
松坂はともかく、他の3人はこれまでなら、どこかのチームに入団が決まっていただろう。ここまで決まらなかったのは、NPB球団の編成の方針が変化しつつあることを物語っている。
これまで、NPB球団は名前のある選手を獲得して、チームの穴を埋めてきた。しかし広島、ソフトバンク、日本ハムなどが自前の戦力で実績を上げていることに影響され、大物選手を取ってきて補強することに二の足を踏むようになった。
4人は億の年俸をもらっていたが、今は金銭的な希望は高くはないはず、しかし、獲得すれば使わざるを得ない。現場は、選手起用が窮屈になることを嫌っているのだろう。
松坂はキャンプで命運が決まるだろう。残り3人もキャンプまで去就が決まらない可能性がある。
たまたま3人ともに、数字的には「あと少しで大台」である。
記録を愛するものとしては、何とか来季もプレーしてほしいと思う。
2016・17年R.バンデンハーク、全登板成績【ハムや金鷲は嫌だけど、初の2ケタ勝利&規定投球回到達】
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正しくは1865安打です。
それにしても、あの暇発言がなければ来季の所属チームなんてとっくに決まってたでしょうね。口は禍の元だ。