1934年は昭和9年、今年84歳になる。まだ存命中の選手がたくさんいる。昭和中期のプロ野球を沸かせた選手たちだ。

113人いる。長嶋茂雄、野村克也より1歳上だ。

1934


大投手、小山正明がいる。抜群の制球力を誇る。QSが極めて多い。そして大洋のエース秋山登。すでに故人。権藤正利は、細く長く活躍。
小川健太郎は、一時期中日のエースだった。背面投げで知られた。

打者は2000本に達した選手はいない。
最多安打は西鉄の切り込み隊長、キャップこと高倉照幸、のち巨人。
井上登は、中日の強打の二塁手だったが南海に移籍。
大和田明は広島の中軸打者。森永勝也も広島で活躍。首位打者1回、解説者として活躍したが早くに亡くなった。
三宅伸和は、阪神の三塁手。好守で知られた。
国松彰は投手から転向して、好守の外野手に。
町田行彦は、国鉄の中軸打者、本塁打王1回。こうしてみると、渋い職人肌の選手が多い。


そして外国人。
ケント・ハドリは、南海で長く活躍。「ケンちゃん」と呼ばれ、親しまれる。日本を離れるときには鶴岡親分が見送り、涙を流した。
カークランドはつまようじを加えて打席に立った。当たったら死球かどうかの議論があった。

ジムタイルは近鉄。活躍しなかったが、本塁打を打った直後に負傷し、代走が出たことで知られる。

なかなか味わい深い顔ぶれだ。


2016・17年R.バンデンハーク、全登板成績【ハムや金鷲は嫌だけど、初の2ケタ勝利&規定投球回到達】


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