Full


Full-Count編集部からお題を振られて書いた。まさかこういう展開になるとは、編集部各位も思っていなかったのではないか。
私は、生物学者のスティーヴン・ジェイ・グールドが大好きだ。
「バージェス頁岩」から発見された奇跡の生き物たちを紹介し、ダーウィン以来の「進化論」に、強烈なアンチテーゼを突きつけた。NHKでアノマロカリスなどの生き物が紹介された時期から、著作をずっと読んできた。
代表作「ワンダフルライフ」に続く「フルハウス」は、生物進化の道筋を徹底的に論破した快作だが、グールドはその説得のために「4割打者の絶滅」を持ち出したのだ。

Full-house


いつかこれを紹介したいと思っていたが、Full-Countから「3割打者について書いてください」といわれ、「これだ!」と思った。

5回シリーズだ。

【3割打者を考える(1)】初代ミスター・タイガースもこだわった生涯打率3割

【3割打者を考える(2)】なぜ、3割打者は時代を超えて「優秀」なのか?

【3割打者を考える(3)】「3割打者は優秀」は人為的に維持されてきた?

【3割打者を考える(4)】平均打率に大きな変化なしも「4割打者」はなぜ絶滅?

【3割打者を考える(5)】昔も今も変わらぬ「3割」の価値と「伝統を愛する心」

日々のホットな野球関連ニュースを発信するFull-Countで、当サイトよりもディープな内容を書かせていただいた。感謝の一言だ。
書きはじめたのは12月初旬だったが、
「年末・年始の読み物にしましょう」ということでこの時期になった。ぜひ、お読みいただければと思う。