現役時代は地味な印象があったが、今や名将になろうとしている。
1968年12月生まれ。同い年に金本知憲 、佐野重樹、高木晃次 、下柳剛、土橋勝征 、杉浦正則 、西村龍次、長谷川滋利 、タフィ・ローズ 、野茂英雄、近藤真一 、木田優夫 、藪恵壹、藤井将雄、山﨑武司、高津臣吾、潮崎哲也、矢野輝弘、飯田哲也。MLBではジョン・オルルード、ロベルト・アロマー、ゲイリー・シェフィールド、フランク・トーマス、ジェフ・ケント、サミー・ソーサ、ジェフ・バグウェル、バーニー・ウィリアムス 、マイク・ピアッツァ、マイク・ムシーナ 、トッド・ジョーンズ。

多士済々だ。

佐賀県鳥栖高校からドラフト3位で広島に。高校までは内野手。

K-Ogata


プロ入り後、外野手に。

入団時の広島外野陣は山崎隆造、長嶋清幸、ランス。翌年には一軍出場を果たすが、9年間、規定打席に達することはなかった。

1995年規定打席未達で47盗塁でタイトル。アキレス腱断裂によって離脱した前田智徳の穴を埋める形でレギュラーに。
以後、3年連続で盗塁王。盗塁成功率も極めて高かった。

95年から5年連続でゴールデングラブ。守備範囲が広く、肩も強かった。96,97年と二けた補殺を記録している。

しかし98年に右足をねんざして盗塁成功率は急落。しかし長打が増えて中軸打者になる。1999年には36本塁打。三振より多い86四球も得る。

2000年からは不振のため試合出場が激減する。このまま消えていくかと思われたが、2002年に復活して3割をマーク、30代半ばに差し掛かりながら3番打者として存在感を表す。

39歳からは代打での出場が多くなるが、41歳まで現役を務める。オールスター出場は1回だけ。ローカルスターに終わった。外野のほか、二塁を21試合守った。

引退後は広島のコーチ、早くから野村謙二郎監督の後任と目されていたが、2015年に監督就任。

監督成績

K-Ogata-MNG


広島の長期的な育成計画が実を結んだタイミングではあったが、2年目から6割を超える勝率で連覇。

傑出した選手はいないが、豊富な戦力を的確な用兵で活かしている。しばらく全盛期は続きそうだ。


1974年星野仙一、全登板成績【巨人を止めた最多セーブ&沢村賞】


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