今年の日本ハムは、名護球場が取り壊され、再建工事中であることもあって、1軍がアリゾナで、2軍は沖縄北部の国頭村でやることになっていた。
清宮幸太郎は一軍でのキャンプスタートが発表されたが、19日、故障が明らかになった。

スポニチ
日本ハムは19日、前日の練習中に右手を痛めたドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)が都内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け「右手母指基節骨骨挫傷」と診断されたと発表した。今後1週間は打撃練習など一部メニューを制限し、26日に再検査を受ける。

不思議な部位を怪我したものだ。
18日の自主トレで、ダンベルを使った運動をした際に、手と手をぶつけた時に損傷したのだという。
あまり聞かない負傷だ。こういう練習をあまりしたことがなかったのだろうか。

清宮は今季、打撃もさることながら、守備位置が注目されている。一塁には中田翔がいる。19歳でDHは考えられない。レアードをDHにまわして、三塁で使うことも想定されている。
あまり知られていないが、清宮には内野手の経験もあるようだ。そういう実績を考えてのポジションだろう。
外野という線は考えていないようだ。

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日本ハムは、こう、と決めた計画は徹底的にやり抜くチームだけに、清宮は本当に三塁手のグラブを持つことになるのだろう。右手親指の怪我は大したことないにしても、懸念は残る。

アリゾナでの一軍キャンプは短い。14日に終わってしまう。そのあとは、国頭村のスタジアムと名護の球場以外の施設を使って2次キャンプをする。

扶南とプレッシャーいっぱいでのキャンプスタートだ。私は新人の今年は、二軍スタートでもいいのではないかと思う。
プレッシャーのない中でゆっくり調整してもよいと思う。

今季、清宮は規定打席に達しなくてもいいだろう。新人の松井秀喜と同様、200打席程度打席に立てば十分ではないか。
それでも、清宮に本当の実力があれば、10本くらいは本塁打を打つだろう。

新人時代に焦ってケチをつけて、それがきっかけで沈んでしまう選手はけっこういる。
国頭村の日本ハム二軍キャンプは、沖縄のプロ野球キャンプでも、那覇から飛びぬけて離れている。観客は少ないし、のんびりしている。
そういう環境でのプロスタートもいいとは思うが。


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