朝日新聞

今夏の第100回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)から入場無料だった外野席が有料となり、バックネット裏の中央特別席が全席前売り・指定化されることになった。24日に開かれた選手権大会の運営委員会で決まった。外野席の入場券は500円ほどを想定しており、中央特別席(現在は2千円)も含め、料金は4月の次回運営委で決まる。
ラガーさんの事件の後、高校野球の甲子園バックネット裏はドリームシートという名称で少年野球の子供を招待して座らせていた。しかし、死ぬほど退屈そうな表情の子供もいて、いかにも糊塗策という印象があった。
当時から多くの識者が「指定席に」と指摘していた。また高野連は金がないのだから、外野席も有料にすべきだという声があった。

遅ればせながら、高野連はそうした声にしたがったということだろう。

昨今の高野連の動きを見ていると、いろいろな決定がなされるまでに、一つのパターンがあることがわかる。
すなわち
「世間が騒ぐ」→「朝日新聞、毎日新聞が書く」→しばらく時間をおいて→「高野連が動く」

ということだ。ラガーさんの一件もそうだし、甲子園に女子マネが入ることができるかどうかのこともそうだ、タイブレーク導入もしかり。

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高野連は、今、自分たちが非難の対象になっていることをよく知っている。しかし、「世論に動かされてそうした」という印象を持たれることを忌避したくて、タイムラグを設けているようだ。
こうした改革は、選手や観客のために行われるはずだが、それよりも自分たちのメンツを大事にしているのが高野連らしい。

実質的に高野連は、朝日新聞が取り仕切っている。朝日は、高校野球への非難が高まっていることを十分承知しているから、高野連を改革しようとしている。頭が固い老人が多いから、説得するのに時間がかかる。「しばらく時間をおいて」というのは、説得に要する時間でもあろう。

朝日はこういう形で、高校野球を変えて行くつもりだろう。球数制限や日程の問題も、数年くらいかけて導入するのではないかと思う。

そのこと自体は、喜ばしい。夏の高校野球が「残酷ショー」でなくなるのなら、それは野球界全体にとって良いことだ。

しかし、こうした小刻みの改革には、朝日新聞、高野連のある種の意図が透けて見える。
これは、良くないのではないかと思う。

以下、続く


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