何度もふれていることだが、今、野球の現場では「高野連」の頑迷さに対する声があちこちから上がっている。
普及活動をしようとして高野連に止められた。海外と交流をしようとして高野連から注意を受けた。
地域によっては、高野連が率先して野球の普及活動をしているケースもあるようだから、一概には言えないが「野球離れ」が深刻さを増す中で、頭が固い高野連は、多くの局面で「抵抗勢力」になっている。

このことは、朝日新聞、毎日新聞の担当者は良く知っている。何とかしなければならないという危機感も抱いている。
毎日が高校野球に関する連載コラムをはじめ、朝日もダルビッシュの意見を掲載したり、筒香の先日のメッセージを詳細に紹介するなど、メディアだけに問題意識は十分に持っている。

しかしながら、頑迷で権威主義的で、いっかな自己改革ができない今の高校野球は、実質的に朝日、毎日の両新聞社が作ってきたのだ。
両社が、新聞拡販の道具として春夏の高校野球をはじめ、これを賛美してきた。
「青春の汗と涙」をもろ手を挙げて賞賛し続けてきた。
「一球入魂」で知られる飛田穂洲は、早稲田大学の監督を経て1926年、朝日新聞に入社し、「学生野球、高校野球かくあるべし」という論陣を38年にわたってはり続けたのだ。

今の高校野球は朝日新聞が作ったと言っても過言ではないのだ。

「一戦必勝主義」「エリート主義」「暴力容認」「野球留学」などの高校野球にはびこる病巣も、そうした過程で生まれてきたものだ。

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今の高校野球の改革は、時代にそぐわなくなったこうした体質を改めようとするものだろうが、本気で取り組むのであれば
「高校野球をこんな風にしたのはいったい誰なのか」を明らかにしなければならない。

次元の違う話ではあるが、朝日新聞は「従軍慰安婦問題」で、捏造を含む記事を掲載し、長くネガティブキャンペーンを張ってきたことを、右翼勢力から猛烈に攻撃された。
これは相当に応えたようで、以後、この問題から完全に腰が引けている。

高校野球の問題も、ネガティブな面を強調すれば朝日新聞に火の粉が降りかかってこざるを得ない。
朝日はそれを恐れて、あたかも「他人事」であるかのように装いつつ、高校野球改革を進めようとしている。

朝日新聞は、自分たちが築いてきた高校野球の「功」の部分だけを残して「罪」の部分を素知らぬ顔で切り捨てようとしている。
そんな虫のいい話がまかり通ると思っているのだろうか?

このあたり板東太郎さんが私と同じことを言っている。

「夏の甲子園」タイブレーク導入記事でわかる「だから朝日新聞は嫌われる」


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