今年は村田修一だけでなく、まだ去就が定まらない選手が目に付く。
ざっと挙げてこれだけいる(林、今浪削除しました)。

urenokori


このうち大隣はロッテのテストを受ける予定だ。

中には去就が定まらないだけで、野球をあきらめている人もいるだろうが、実績的にもそこそこあって、本人もまだ一軍でプレーする気持ちがあるのに決まらない選手もいるだろう。

松坂世代の村田はあと134本で2000本、梵はあと10本で1000本だ。久保康友もあと3勝で100勝だ。
久保は育成での契約を断ったともいわれている。

MLBであれば、この時期まで去就が決まらないのはそれほど珍しいことではない。しかし、NPBではプロ野球の「元旦」であるキャンプ解禁日を直前にこの状況では、絶望的である。

なぜ今年はこういう状況になっているのか?

一つは多くの球団がチーム強化の方針を「育成重視」に切り替えたことが大きいだろう。

ソフトバンクが充実の育成システムで次々と有望選手を輩出しているし、広島も自前の若手選手が育っている。DeNAや日本ハムもチームが若返り、元気そうだ。
FAに頼っている巨人が、あれほど金をかけながらうまくいっていないのも影響しているだろう。

村田だけでなく、梵も久保も他の選手も年俸にはこだわっていないはずだ。いくらでもいいから現役続行を願っている。それでも声がかからない。

これは一面で、NPBの流動性のなさを反映しているように思える。ベテランを獲得するということは、生え抜きの出場機会を奪う。外様よりも生え抜きに実績を残してやり泰という気持ちもあるのだろう。

MLBでも今、選手移動が滞っているが状況は似て非なるものだ。大物のFAは停滞しているが、それ以外は次々と移籍が決まっている。

若手でもベテランでも、どんどんチャンスを与える。選手も球団にしがみつくのではなくトライアルを重ねる。
日米の「社会観」「仕事観」の違いも見えてやや息苦しい。

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