日刊スポーツ
西武は6日、未成年である今井達也投手(19)が1月末に埼玉・所沢市内で喫煙していた事実が判明したことを発表した。
 前日5日に外部から通報があった。今井は現在、高知・春野でB班キャンプに参加中。通報を受け、鈴木球団本部長が同日、A班キャンプ地の宮崎・南郷から春野に移動し、今井本人とチーム宿舎で面談。通報内容が事実であることを確認した。
66歳になる鈴木葉留彦本部長が、わざわざ出張って確認したという。たかがたばこで重罪のようなものものしさである。しかし、そういうご時世だということだ。
コンプライアンス意識がかつてなく高まっている。西武球団としてもこれを看過してはおけなかったのだ。

1月末と言えば、野球協約上選手は球団の管理下にはない時期ではある。しかし彼は未成年であり、球団には管理監督責任があるということだろう。

ダルビッシュ有の事件を思い出すが、そのころよりも世間の目はさらに厳しいと言ってよいだろう。

ただ、ダルもそうだが、今井の喫煙も、恐らくはプロ入りしてからのものではないだろう。野球賭博事件以来、球団はコンプライアンス違反には極めて神経質になっている。選手の私生活を正すための教育、講習には力を入れているはずだ。

恐らく、今井は多くの野球部員と同様、高校時代に喫煙を覚えたはずだ。高校野球の部室がヤニ臭いのは、もはや「あるある」レベルの常識になっている。
仲間内では喫煙習慣は恒常化していただろう。指導者も知らないはずはなかった。ばれれば高野連から処分を食らうが、多くの指導者が自身も喫煙習慣があるために、強く止めることができない。
「ばれないように喫え」ということになるのではないか。

このあたりのルーズさ、いい加減さが「野球」なのである。

プロ野球でも、現役のアスリートの大半が喫煙している。喫煙習慣の根絶など、夢のまた夢である。12球団の本拠地球場はすべて禁煙だが、ベンチ裏には喫煙室が設けられている。

喫煙は、今や「大人の嗜み」ではなくなっている。場合によっては『ニコチン中毒患者」とみなされかねない。
野球界は、その一事をもってしても「古くて」「自己改革ができない」集団だと思われかねない。

4月末まで今井はユニフォームを着ることができない。ジャージで練習するのだという。

今井は「20歳まで煙草を我慢する」のではなく、喫煙習慣をやめるべきだろう。

野球界も本気で喫煙習慣を廃絶してはどうか。その際に、いろいろ頑迷で旧弊なものも一緒に廃絶できると思うが。

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