昨年のイチローの成績で、翌年メジャー契約した選手は、30歳以上はほとんどいない。イチローはすでに「実力」以外の何物か、でMLBでの選手寿命を保っていると言えるのではないか。
昨年、イチローは196打数を記録したが、その上下30打数の範囲のMLB選手の、今季のステイタスを調べてみた。

イチローも含め55人いる。NRIはキャンプ招待選手。Releasedは、戦力外、放出だ。年齢の太字は30歳以上。

ICHIRO-NRI


20代の選手の多くは翌年も同じ球団でのプレーが決まっている。
まだFA年限に達していなくて、球団の支配下にある。この時期であれば、200打数前後で成績がそれほど良くなくても、MLB選手でいることができる。ただ契約によってはマイナーに落とされたり、トレードされたりすることもある。いわゆる「出世前」だ。

しかしFA年限に達し、レギュラーではなく中途半端な数字しか残せていない選手の前途は厳しい。多くはNRIとして、生き残りをかけたキャンプを迎えている。NRIからMLB契約を勝ち取るのは10%前後だ。
40人枠に残ってメジャー契約のままマイナーでプレーしたり、マイナー契約になったり、それもかなわず独立リーグなどでプレーする選手もいる。

この表の中の30歳以上の選手は16人いるが、リリースされたのが4人、NRIが7人、メジャー契約は5人だけだ。
イチローのほかには、ルネ・リベラ、ウィルソン・ラモス、ジェフ・マシスと捕手が3人。捕手は経験がモノを言う。成績は良くなくても、控え捕手としてのニーズがある。残る一人のブランドン・ガイヤーは外野手だが、インディアンスと4年契約をしてその3年目。FAではなかったのだ。

前年、225打数から165打数を記録した30歳以上のFA選手で、捕手以外でメジャー契約を果たしたのはイチローだけということになる。

ちょっと選別しすぎかもしれないが、彼はそのうえ44歳だ。普通ならばこういう契約はあり得なかったということがわかるだろう。

現時点でもイチローは実力でメジャー契約を勝ち取ったとは言えない。そのことは知っておくべきだろう。

昨年と同じような成績なら、引退すべきだと思う。


2017年福山博之、全登板成績



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