補強はしているが、投手陣も今一つ方針が見えない。メッツは2015、16年と良かったが、元の放漫チームに戻りつつあるようだ。

移籍先、文字のグレー地は招待選手。グレー地は40人枠またはマイナー契約。

NYM-P


2月に入って、ロイヤルズをFAになったアの最多勝、左腕ヴァルガスを獲得。イニング数はやや物足りないが、先発の柱ができたとは言える。
技巧派のバルガス、パワーピッチャーのデグロムと2本柱ができたことは評価できる。
しかし、それに続く先発の顔ぶれが良くない。グセルマン、モンテロ、ルーゴ、ハーベイと頭数はそろっているが、いずれも故障がちで信頼感がない。

2016年14勝のシンダーガードは右広背筋の故障から9月後半に復帰したが、どこまで使えるのか。

救援陣は、抑えのアディンソン・リードがツインズに移籍。アンソニー・スウォーザックを獲得したが、クローザーの実績のあるAJラモスは信頼感が今一つ。昨年は26試合の登板にとどまった2016年のセーブ王、ユリウス・ファミリアをクローザーに起用するもよう。トラブルメーカーであり、かなり心もとない。

セットアッパーとして他にブレビンズがいるくらいで、救援の枚数が乏しい。

ふたを開けてみないとわからない投手陣、ということになるだろう。



2017年福山博之、全登板成績



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