稲村亜美が、リトルシニアの大会でもみくちゃにされた問題は、管理者の不行き届きが原因であって、野球少年がどうの、野球の体質がどうのという問題ではない。SNSが騒いだだけだ。中学生にとって、有名人、アイドルは何としても近づきたい存在なのだ。
私は稲村亜美のファンだ。あののびやかな四肢で、野球選手そのものの「投げる」「打つ」を見せてくれるのは、胸がすく思いがする。
ただ、世の中に出て2年がたち、この娘さんはこれからどうするのか、とも思う。残念なことに「野球のフォームがきれい」以外には、アピールポイントがないことが露呈しつつある。MCをやっても、おしゃべりをしても、全然目立たない。
このまま鮮度感がなくなれば、消えていくのかなと思う。野球の何らかの部分に対し、しっかりしたコミットメントが必要なのだろう。

ひょっとすると稲村亜美も「野球芸人」の一人かもしれない。片岡安祐美や吉田えりもそうだが「男勝りに野球ができそう」な感じがする、それだけで飯を食っている。私は今、女子野球の取材もしているが、本格的な女子野球の競技者とは明らかに異質だ。

この春、石垣島のロッテキャンプでは、こういう顔ぶれと出会った。

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イチロー公認のニッチロー、さかとも、あれ、そして、がたおか。片岡なんて本家が去年で消えてしまっているのに、とも思う。

横にいた女性が「あ、これってすごいんじゃない?」と言っていたが、すごいのかどうかよくわからない顔ぶれだ。

球団が呼んだのか、自治体が呼んだのか知らないが、4人まとめてもギャラは大したことなかったのだろう。

そういえば、宮崎キャンプ帰りのLCCでは、桑田ますにと隣り合わせになった。扮装も何もしなくても彼は桑田真澄によく似ている。

この人は東京、神田の野球居酒屋「リリーズ」によく出没する。わたしは以前、この店で話し込んでいて、桑田ますにに話の腰を折られてむっとした覚えがある。

キャンプ時期は、こういう「野球芸人」にとっても稼ぎ時なのだ。

「野球選手にちょっと似ている」という実に頼りないアピールポイントにすがって生きていこうとするのは大変だろう。彼らがどんな将来像を描いているのか、私にはよくわからないが「野球離れ」が進行すれば、まずこういう野球界の縁にぶら下がっている人たちの居場所はなくなるのだろう。

稲村亜美は、そういう範疇から脱しなければならないだろう。

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