シーズン開幕半月前は、やや異例ではあったが良いトレードではないだろうか。

阪神は先発で能見、岩田、救援で高橋聡、島本と左が揃っている。台湾から獲得した呂彦青も左だ。榎田の実力は誰もが認めるが、チャンスが多いとは思えなかった。

西武はエースの菊池が左、救援でも高橋朋、武藤と左がいるが、榎田を先発で使いたい意向のようだ。
阪神は岡本を中継ぎで使うだろう。

2人のキャリアSTATS

Enokida-Okamoto


キャリア、年齢は岡本が1年上、通算の勝敗は似たようなものだが、内容的には榎田がかなり上。

榎田は中継ぎで2年投げたが、2年目に左肘手術。翌年は先発に転向、負けが込んだが内容は悪くなかった。
しかし、以後はシーズン通して満足に働くことはなかった。戦力的な問題というより、忘れ去られたような感じだった。

私は二軍戦で榎田をよく見た。力感あふれるフォームでいい球を投げていた。

今年の高知県安芸、阪神二軍キャンプ。ブルペンで榎田が一人、投げていた。
ブルペン捕手の後ろには福原忍コーチがいた。
榎田「今度はカットボールいきます」
福原「おおー、いいねー、使えるねー」
榎田「もう1球いきます」
観衆「1軍で先発いけるで」
福原「お客さん、いいところ見てるねー」
どっと笑い声。

福原コーチの人柄も感じられて気持ちが温かくなった。しかし榎田が一軍で活躍する可能性は少ないと思われていた。

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岡本にも頑張ってほしいが、榎田には再起を期待したい。




年度別チーム第1号本塁打は俺だ!・2 今は無き戦後誕生球団編



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