安打や本塁打、盗塁などを「した」数字と、「やられた」数字を並べて収支を出してみた。これ、なかなか面白い。

パ・リーグ、打撃の数字に関する「収支」。いずれも「した」数字から「やられた」数字を引いたが、盗塁死と三振は逆方向の引き算になっている。2017年のペナントレースの順位の順番に球団を並べた。

SyuSHI-PL-01


すぐにわかるのは、安打や本塁打を「打った」数より、「打たれた」数が多いチームが下位に沈んでいるということだ。
当たり前の話ではあるが、納得性が高いのではないか。

これに対し、盗塁の収支はそれほど勝敗と関係がない。盗塁に関しては西武が盗塁数が許盗塁数を大きく上回っている。しかし盗塁死も多い。
各球団の走塁戦術の違いはよくわかるが、それが直接チームの強さに結びつかないということだろう。

三振、四死球の数値を出す。(修正)

SyuSHI-PL-02


四球に関してもその収支が、チーム成績と大体リンクしているようだ。四球を選ばず、相手を歩かせるチームは、強くないということだ。

面白いのは敬遠。ソフトバンクは自軍の投手は1回しか打者を敬遠していないが、打者は16回も歩かされている。このうち8個は柳田悠岐だ。反対に日ハムは2回しか敬遠されていないが、13回も歩かされている。チーム力が如実に表れているのではないか。

死球や奪三振の収支はチーム成績にはあまり関連していないようだ。

いろいろなことが読み取れると思うがいかがか?



2017年髙橋聡文、全登板成績



私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!