困ったちゃんが多いのは残念なことだ。

基本的に野球は、戦後半世紀以上、ナショナルパスタイム(国民的暇つぶし)だった。その時代の野球人は、野球は特別だと思っている。他のスポーツとは違うと思っている。
ある高校野球の有名監督は、「サッカーやバレーは野球選手になれなかった奴がやるスポーツだと思っていた」と言った。

事実、一昨年に話を聞いた元日本男子バレー代表監督の田中幹保さんは「野球をやろうと思ったけど、競争が激しくてなれなかった」と言った。
今は女子バレーの有名な監督は「中学時代からダルビッシュに目をつけていて、何度もバレーに誘ったけど、話にならなかった」と言った。

そういう上下関係は事実としてあったのだ。だから野球人は知らず知らずのうちに「野球以外のスポーツを下に見る」習慣がついている。メディアに出るときは注意をされるので、そういう部分をできるだけ出さないようにしているが、野球に反発を感じる人には、それでも上から目線だと思われてしまう。

付言するが、野球人が他のスポーツについて無理解なことを言ったとしても、それは顔をさらした個人が「自分の意見」として公共のメディアで語っている。責任ある立場で話している。何ら非難を受ける筋合いはない。
匿名で、こそこそっと悪口を言うのとは全く次元が違う。

ただ、野球が衰退する中、いまだに「野球はすごい」という意識でモノを言っている野球人を見ると「何も知らないんだな」「意識レベルが低いな」と情けなくは思う。

「野球離れ」が進む中、そういう古い野球人は、時代の変化を理解できなくて、取り残されたり、愚かな「抵抗勢力」になっている。私は「野球の味方」ではあるが、そういう部分は本当にダメだと思う。
今日、東京のラジオに生で電話出演して「野球離れ」の危機を語った。体質についても言及したが、そのあとに登場した有名な高校野球の監督は「野球人口が減っているのは少子化だ」と言っていた。野球のダメな部分に全く気が付いていないようだった。

野球はダメなところがいっぱいある。私はそれを声を大にして言っている。しかし、それは野球が嫌いだからではなく、好きだからだ。

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コメントで「野球人は他のスポーツをこんなに悪く言っている」と言っている人は何が言いたいのだろうか?
わざわざ例示までしている。繰り返しになるが、そうした発言は特定できる個人が公共メディアで言っているのであり、何の問題もない。非難ではなく、比較して優劣を言っている。その発言は許される。

「野球人が他のスポーツのことをよく言っていないから、自分たちも野球の悪口を言っても許される」と言いたいのだろうか?

あたかも小学生が「あの子が先にバカと言ったから、僕もバカと言っていい」と言っているようなものではないのか?そういうくだらない感情をぶつけることに、どんな意味があるのだろうか。

「おまえだって、あいつだって、こんなことを言っているじゃないか」みたいな低レベルなことを、いつまで言い続ける気なのだろうか。

誰が何を言っているかは全く関係がないだろう。自分自身はどうなのだ。何か言いたいことがあって意見を言っているのではないのか?言われたから言い返すようなつまらない人間なのか?

野球や他のスポーツのファンを不快にさせてやろうという意図でするコメントは、どんなものであれ、否定されるべきだ。どんな有名人が何を言おうと、それは全く関係がない。

そういうコメントは本当に恥ずかしい。

誰にも喜ばれない、誰の役にも立たない、一時的な腹いせを、匿名でネットで書き散らす。それは、汚物を街にまき散らすのと同じだ。悲しすぎる。

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2017年髙橋聡文、全登板成績



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