球速は142km/hだった。制球も良いとは言えないが、度胸の良さと「顔」で投げていた。

中日戦、松坂大輔はメッツ時代の2014年7月12日のマーリンズ戦以来の先発のマウンド。ちなみにこの試合でも当時マーリンズの4番だったケイシー・マギーと対戦している。

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中日野手陣は明らかに硬くなっていた。先頭立岡はこの日最速の142km/hの速球を打つ。これが二塁高橋周平への内野安打に。立岡はすかさず二盗。吉川尚の中飛でタッチアップして三塁へ。陽岱鋼死球骨折の後を受けての一番立岡だが、これは見事だ。ここで坂本を歩かせて、ゲレーロに左前に運ばれ失点する。
1回持たないかと思えたが、ここから連続三振。緩い球をストライクゾーンに投げ込む度胸があった。

2回、この日、小林に代わって先発マスクの大城に安打を打たれるが無失点。

3回、吉川尚の二塁打、坂本の安打で一三塁、制球が乱れ、ゲレーロを歩かせ満塁。マギーの併殺の間に1点。これで済めば、と思ったが岡本の当りを遊撃京田が悪送球し、2点目が入る。中日の内野は顔がこわばっていた。しかし亀井を退ける。

4回、先頭大城が安打。この打者はいいなあ。投手大竹が送って、立岡が左前打で一三塁。立岡盗塁成功。捕手の大野は日ハムにいた昨年、41回走られて4回しかアウトにしていない。リードはともかく、体のキレが悪くクイックもそれほど早くない松坂と組ませるのは不適切だろう。しかし吉川尚、坂本が凡退。

5回、ゲレーロを打ち取るが、マギーに左二塁打。岡本三ゴロ、亀井四球。この日、松坂が与えた四球はいずれも打者がバットを一度も振っていない。明らかなボール球だった。大城右飛。

96球。5回自責点2、防御率は3.60だが、良かったのは「運」くらいで、見るべき中身はなかった。しかし中日の「合格」のハードルは、ソフトバンクよりはるかに低い。
こういうかたちで「顔」と「度胸」でだましだまし再生の道を探ることになるだろう。

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2017年加賀繁、全登板成績



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