日本の野球ファンの民度の低さを感じて、情けない限りである。

4/5日刊スポーツ

プロ野球中日ドラゴンズと広島カープの試合で、中日側の応援席の男性が「原爆落ちろ」とやじを飛ばしたとみられる動画が、インターネットの投稿サイト「ユーチューブ」に掲載されていたことが5日、中日関係者への取材で分かった。約20秒で、リズムに乗って声援を送る際、「かっとばせ。死んじまえ。原爆落ちろ。カープ」と叫ぶ複数の男性の声が記録されていた。

中日の対応
中日球団は「当事者を特定するのは難しいが、発言は大変遺憾に感じている」とし、4日に行われたナゴヤドームの巨人戦の試合前には、場内放送で節度のある応援を呼び掛けた。

6日になってこの男はこう言っている。
「おはようございます。もちろん今後も変わらず野次は続けるに決まってますよ。犯罪とか悪いことしてる訳じゃないですからね。ただあまりにもカープファンが俺を叩いてるみたいなので、形だけでも謝っとこうかなと思いました」

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「言論の自由」とは民主主義国家において、全ての人々が自分の思想信条を表明、表現し、出版する権利を有することを言う。「何を言っても許される」ことではない。
「言論の自由」には例外がある。一つは、人種や特定の階層、職業などを不当に貶める発言、いわゆるヘイトスピーチは「言論の自由」の中には含まれない。
もう一つは「反社会行為」に関するものである。「殺す」「死ね」「怪我しろ」などの言辞を弄することは許されない。「原爆落ちろ」も当然、その中に含まれる。「原爆投下」は「ジェノサイド」とともに「人類に対する犯罪」だから「反社会的行為」の中でも、深刻である。
しかも「原爆」は広島だけでなく、日本人全体の「心の傷=トラウマ」になっている。この男の周囲の人も含めて、すべての日本人を傷つけている。許される発言ではない。

サッカー界であれば、この男はスタジアムから排除される。世界基準に照らしてこういう発言は許されない。これを看過すれば、日本のサッカー界全体が非難される。

中日がサッカーと同様の対応ができないのであれば、野球界、野球ファンは、サッカーよりも民度が低いことを自ら露呈するようなものだ。

中日の親会社は新聞社である。他人事のようなコメントをするのではなく「社会の公器」として、この人物を特定し、速やかにイジェクトすべきだ。それができないのなら、言論機関ではない。

広島は自分たちが傷つけられたことを認識し、中日に速やかに善処するように求めるべきだ。この男が処分されない限り、対戦をボイコットすべきだ。

こういうことがまかり通るのは、民主国家ではない。
「違法性がない」「証拠がない」と、破廉恥な行状をして恥じない為政者が、愚かな人々の跳梁を許している。野球界はまともな対応をしてほしい。

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