一時期はたくさんいたMLBの日本人救援投手だが、上原がNPBに復帰したために、マーリンズの田澤純一だけになるかと思えた。しかし今季西武から牧田和久、オリックスから平野佳寿がやってきて3人になった。田澤は2009年のデビューから10年目(トミージョン手術でのブランク1年含む)、もう古株である。
それ以外にドジャースの前田健太がスイングマンとして1度だけ中継ぎで投げた。これ、こないだの炎上と無関係なのだろうか。

田澤の今季成績

Tazawa04


日本では好投を続けていると報じられている。それは間違いないが、セーブやホールドがつくシチュエーションでは一切投げていない。

7試合中6試合が負けゲーム、13日の試合は勝ちゲームだったが、5点差だった。

要するに田澤はセットアップマンではなく、単なる中継ぎ、敗戦処理に近い扱いだ。

しかしここでいい成績を残せば、もう少しよい場所で使われる。

今季の田澤は4月8日のフィリーズ戦で捕手のアルファロに一発を打たれただけ。あとは無傷だ。四球は相変わらず多いが、走者をかえしていない。

2年契約(1200万ドル)の2年目。マーリンズは完全な解体モードだ。田澤は高給取りなので、今シーズン終わりまでマーリンズにいる可能性は少なさそうだ。
好成績ならフラッグシップで優勝争いをしているチームに移籍が決まる。ダメなら放出ということになる。

このまま好投を続けて次のステージに上がってほしい。



2017年加賀繁、全登板成績



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