昨日はナゴヤ球場(旧中日球場)にウェスタン・リーグ、中日、ソフトバンク戦を見に行った。私が親父とともに中日球場に行ったのは、もう45年も前だ。住宅街の中にある中日球場は、他の球場とは一味違う雰囲気があった。星野仙一が投げていたと記憶する。



中日球場と言えば、ネクストバッターズサークルから、ホームベースにかけて花道のように帯が引かれていた。その帯は、ホームベースを取り巻く円形につながっていて、その円形にはDragonsと記されていた。大阪球場や甲子園に比べても洗練されていて、格好いいなあと思った記憶がある。

マツダスタジアムと同様、新幹線から見えるのも中日球場の特長だった。いしいひさいちは、初めて新幹線に乗ったバイトくんたち一向に「わ!中日球場だ」と叫ばせている。
今もその点は変わらない。

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昭和の時代の中日は、テクノクラート集団という感じで、お大尽の巨人やガラの悪い阪神とは、一味違うカラーだった。

98年に本拠地がナゴヤドームに代わってから、中日球場改めナゴヤ球場は大幅に改修された。
照明は撤去された。当時は両翼90.5m中堅115mだったが、現代の野球場の規格に合わせて両翼100m、中堅122mに拡張された。

球場を拡げるときには、ホームベースの位置を後ろに下げることが多いのだが、この球場は外野席をつぶした。周囲は住宅地だったから、拡張の余地はなかったのだ。
昨日、見に行ったナゴヤ球場は昔日の面影はなく、ローカル球場になっていた。この球場でONや星野仙一、田淵や掛布がプレーしたとは思えなかった。

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屋根が全くない。昨日の気温は26度まで上がったが、日影がないので逃げ場がなかった。球場では日傘を貸していた。

中日は背番号「18」の鈴木翔太が先発、ソフトバンクは攝津正。攝津を見ることができたのは、儲けものだった。
攝津は若い打者を翻弄し、7回4被安打無四球5奪三振自責点1、格が違うという感じだった。二軍暮らしが長くて、腕も顔も真っ黒だったが、攝津には救援の経験もある。一軍でも活用の道はあるのではないか。

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中日は鈴木が乱調。「またやってる。ストライクが入らんではどうしようもないわ」と隣の常連おじさんが嘆く。このおじさんはもう70歳くらいだろうが、ファウルが飛んでくるたびに驚くべき俊敏さで追いかける。こういう人が何人かいるのだ。

ソフトバンクが2回から8回まで毎回得点。

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一人だけいた売り子のお姉さんが「今日はこんなに暑いのにビールが売れないんです」と嘆くと、件のおじさんは「試合が寒いからだろうが」とうまいことを言った。

場末感漂う二軍戦の風景だった。

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開幕15試合終了時のチーム毎勝敗4~阪急~オリックス・南海~ソフトバンク・セネタース~日本ハム・高橋~トンボ



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