ロッキーズとのインターリーグの2試合、大谷は代打で出場した。代打はこれ以前には1度だけだった。

試合前の打撃練習で、大谷がクアーズフィールドの3階席に打ち込む映像が紹介された。
キャンプで大谷のすごいスイングは何度か見たが、これ、MLBの基準でも驚きなのだ。
パワー、バットスイングだけでなく、ボールに回転をかけて飛ばす技術もすごいのだろう。

これまで、NPBの選手は非力だと言われた。松井秀喜がMLBにやってきてA-RODの打撃を見て「これは絶対にかなわない」と言ったのが強く印象に残っているが、大谷翔平はそんな日本人の壁を簡単に破ったのだろうか。だとすれば、柳田悠岐あたりも通用するのではないか。

今年の大谷の活躍は、いろんな可能性をイメージさせてくれる。

さて、8日、9日の代打での打撃。

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8日は先発、グレーとの対戦。走者を二塁において、グレーは外へ外へと攻める。1点差の接戦。3-1になって、歩かせるかなと思ったが、速球がストライクゾーンに。大谷はすかさず打って出たが一ゴロ。ちょっと打ちそこないの感があった。

9日は救援のパウンダース。二線級であり、大差がついての敗戦処理だった。4シーム球がシュート回転するが、ストライクゾーンに来ない。スライダーもあまり曲がらない。大谷は好球必打でバットを小さく、鋭く振って中前に打球を運んだ。

別にそんなに頑張らなくても、と思うが、大谷は試合に出るのが楽しいのだろう。代打でも大張り切りだった。

明日からは本拠地でのツインズとの4連戦。おそらく頭の3試合、大谷は5番DHで出場するのではないか。調子はかなり良いと思う。



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