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大谷翔平は本当に面白い。春先とは違う投手になっている。
前回の登板時からその傾向はあったが、この試合ではそれが顕著に出た。

ツインズ戦

Ohtani-0514


1回表、先頭のドージャーが三塁ベース付近を守ったシモンズのグラブをはじく内野安打で出塁。ケプラー、エスコバーを打ち取るも制球は良くなく球数が嵩む。
しかし2死からロサリオを打ち取って落ち着く。

2回表、4シーム、スプリッターだけでなくカーブ、スライダーでストライクを取るようになる。これはすごいことだ。

3回表、4シーム、スプリッター、カーブで三振。120km/h台のカーブが決め球になっている。

4回表、ツインズ中軸を三者凡退。どの球でもストライクが取れる。

5回表、先頭モリソンを安打で出すが、残り3人を10球で片づける。裏に味方が、これも新人で3戦連続無失点を続けるロメロから先制。

6回表、ドージャーを歩かせる。ケプラーは右飛でとるがこのときに、捕手のマルドナードが水原一平通訳を呼ぶ。
その後立ち直ったところを見ると、サインの齟齬か何かだろうか。

7回表、1死になった時点で93球。今日2安打されているモリソンを歩かせた時点で交代。
この後上がったべドロージアンがモリソンを返して大谷に自責点がつく。

MLBの投手をいろいろ見ているが、日本人投手は、2シーム(シンカー)、スライダー、スプリッターがマネーピッチになることが多い。それも1つか2つの球種だ。
今日の大谷は、4シーム、スライダー、スプリッター、カーブが全部凄かった。こういうのは見たことがない。

NPB時代より大谷翔平は明らかに進化している。

大谷に勝ちはつかず。チームはコザートのサヨナラ安打で勝ったが、今日に関してはそんなに重要ではないように思う。




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