緋縅の若武者が、歴戦の大豪傑と一騎打ちをして木端微塵にされたという感じだ。いっそ気持ちが良い。
タイガース時代のバーランダーは一時期ERAも悪化し、盛りを過ぎたかのように思えたが、昨年、アストロズへ移ってから、35歳は往時にもまして凄みを帯び始めた。

ohtani-0517


1回表、トラウトが凡退して走者なしで初顔合わせ。
このところの大谷は初球をほとんど振らない。この前、初球を振ったのは5/12のツインズ戦、第4打席、ヒルデンバーガーから初球本塁打を打った打席だ。
バーランダーはそれを知っているのだろう。ずばっと速球を投げ込んでくる。2球目空振り。ここから4シームに粘ってくらいついていくが、最後はインコースに鋭く切れ込んでくる高速スライダーに空振り。

2回目の打席は先頭打者。大谷は速球を見送り、スライダーに手を出す。このボールは無理でしょう。すさまじい切れ味だ。最後はチェンジアップで二ゴロに仕留められる。

3回目の打席、2者が倒れまた無走者。また初球を見送る。よく球を見るのは大事なことだが、相手にみすみすストライクを1つ献上している。バーランダーはあざとくカーブでカウントを稼ぐ。これからあとは、どうやって料理しようか、35歳が舌なめずりをしているようだった。スライダーを2球投げ込んだあと、ギアチェンジした速球を投げ込む。大谷振死。

最終回、バーランダーは2500個目の三振を大谷から奪うことに決めたのだろう。速球を3つ投げ込んで仕留めた。
大谷は初球から手を出したが、気圧されているからか、ボールをとらえることができない。完敗だった。

4打席とも無走者。バーランダーは大谷一人に集中し、存分に料理したという感じだ。全打席2球で2ストライクだから、どうしようもない。
散発5安打の完封劇。

これもまた、よろしいのではないかと思う。次回の対戦で大谷がぱかーんと本塁打を打つかもしれないじゃないか。

それにしても2番DHは、私には気に入らない。大谷は次打席、次次打席の段階から投手にタイミングを合わせるために準備をする。2番ではトラウト1人分しか準備期間がない。
エンゼルスにはトラウト、アップトン、プホルズ、シモンズと錚々たる強打者が並んでいるのだ。大谷にかかるプレッシャーを分散させる方が良い。
5番DHがベストではないかと思う。

大谷は明日も打者で出場するだろう。明日の打席が重要だと思う。



スタメンで打順・守備位置が一致、探してみました



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