一つ一つの勝負はどれも面白かったが、大谷は今、壁に当たっているようだ。
27日、28日ともに二線級の先発投手だった。グレイ、田中ともにセベリーノよりは打ちやすい投手だったはずだが。

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チームは1回からグレイを攻略。2死三塁で大谷に打席が回る。2-2からスライダーを振って空振り。大谷はこのところ、なかなかスイングができない。

3回、1死満塁で再びグレイ。じっくり見極めて押し出し四球を選ぶ。確かに存在感はある。

5回は救援投手ホルダー。チェンジアップに翻弄され、3球三振。大谷は積極性が失われている。

6回一死満塁で中前に抜けるかという打球。しかし大谷シフトの遊撃グレゴリウスの正面で併殺。打点1.。

8回はコールに対して遊ゴロ。

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田中との対戦。2013年は田中の絶頂期であり、ルーキーの大谷は歯が立たなかった。11打数0安打。
当時の田中は速球が売りだったが、今はスプリッター使いだ。最初の打席はフルカウントから三振。まさに計算通り。

2打席目、じっくり見極めて歩く。大谷はNPB時代より選球眼が良くなっているように思う。

しかし3打席目はまたスプリッターで三振。田中は上手く料理した。

9回先頭でチャプマンと対戦。しかしこの日は荒れ球。大谷はストライクゾーンは全部振ってファウルにする。速い球には強い。歩いて、チャプマンの2つの暴投で三塁まで進んだが試合終了。

これで3試合13打席安打なし。遠征の疲れもあっただろう。やり直しである。



1985年佐藤義則、全登板成績【最多勝タイトルを獲得、昭和最後の20勝投手】



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