いろいろ出版社と話をしているが、どうやら今年も「キャンプガイド」を作ることができそうだ。それに加えて「12球団ボールパークガイド」もやらせてもらえそうだ。そういう見込みもあって、今年は例年以上に球場巡りをしているわけだ。もちろん本決まりになれば取材もするが、それ以前にお客として足を運んでいなければ、球場を理解することができない。
昨日は、神宮球場に行った。ずいぶん久しぶりだった。いろいろきれいな球場を見た後では、この球場の古さと小ささを実感することができた。
内野の上の方に座ったが、すり鉢状で、大阪球場を思わせた。
試合は石川雅規と、石川歩の投げ合い。なかなか面白かった。石川歩は少し太って、長髪になって、総会屋か仕手株を扱う怪しい人のようになっていたが。

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それは別にいいとして、私にとってこの試合の最大のインパクトは、左翼側に陣取ったロッテ応援団だった。
ロッテの試合も結構見ているので、応援団が熱心なのは知っているつもりだが、この日はヤクルトよりも明らかに密度が高く、声も大きかった。
ヤクルトにも熱心な応援団がいるが、密度と質の高さでロッテには遠く及ばない。
いつも驚くのは、あれほどの大人数なのに応援歌の「歌詞」が聞き取れることだ。よほどみんなの息が合っているのだろう。

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味方の攻撃中は一瞬も途切れることなく、みんなが一糸乱れず声援を送る。おそらくまとまり、グレードは12球団一だろう。

私は今年、石垣島でも(右翼側に応援団がいる)

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高知でも

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強烈なロッテファンを目の当たりにした。
自由業の私が言うのもなんだが、この人たちはどんな生活をしているのかと思った。

そういや、2010年の金泰均のときの応援も強烈だった。

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試合はロッテの勝ちに終わったが、左翼席の応援団は勝利の歌を歌い始めた。

マリーンズが 本当に好きだから みんなでこの喜びを 分かち合おう

この歌が、ことばがはっきり聞こえる鮮明さで球場に響き渡った。
ちょっと私は怖くなった。

小学生に「あれは、どういう人たち?」と訊かれたら

「あの人たちは、ロッテを応援することに人生をかけているんだよ。普段は千葉県の山中で共同生活をして、自給自足で暮らしている。そして試合があるときは、全国どこへでも、歩いて球場に駆けつけるんだ」

とお話を作りたくなった。ロッテは弱いし、観客動員もそれほど良くないが、なぜこんなにすごい応援団ができたのか、これは現代のNPBの偉観の一つだろう。

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1985年佐藤義則、全登板成績【最多勝タイトルを獲得、昭和最後の20勝投手】



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