先発投手の速球の球速がシーズン中に大きく変動することは、あまりない。今日の大谷はかなり特殊な投球内容だった。

タイガースは大黒柱のミゲル・カブレラが欠場。4番にはビクター・マルティネス。最強打者のカステヤーノスは例によって2番。

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中9日、試合出場も3試合ぶりの大谷。
先頭打者レオニス・マーティンに対して、初球は95マイルが出ていたが、2球目、3球目と球速がぐっと落ちる。故障か、と思った。スライダーを投げて歩かせる。
2番カステヤーノスは遊飛。3番キャンデラリオはスプリッターで見逃し三振。まだ速球の球速が上がらない。4番ビクター・マルティネスも歩かせる。球速は95マイルに上がる。
5番、グッドラムには大谷にしては遅い速球を打ち返され先制を許す。

2回以降、大谷はスライダーとスプリッターを多用し、先日ノーヒットに抑えられた田中将大のような投球をする。
タイガース打線は淡白で、大谷の術にやすやすとはまってくれる。調子が良いとは思えなかったが、大谷はこれで立ち直る。
正面を突いたが、いい当たりのライナーもいくつかあった。

4回が終わって、雨で中断。

5回の大谷は、立ち上がりとは別人のようだった。制球はやや乱れたが、球速はぐんぐん増す。マーティンを歩かせ、カステヤーノスに二塁打を打たれるが、キャンデラリオにはギアチェンジ。最後は101.1マイルの速球で打ち取った。
まだ余裕のありそうな投げっぷりだった。

捕手マルドナードのリードも優秀だった。

チームは最近のパターンになっている「オオタニ好投→ペドロ―ジアンぶっ潰す:というパターで負ける。今日も負けているし、悩ましいところだ。
この好投が、明日からの「打者大谷」に良い影響があればと思う。

kouryusen




1985年佐藤義則、全登板成績【最多勝タイトルを獲得、昭和最後の20勝投手】



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