日刊スポーツ

巨人は13日、河野元貴捕手(26)と篠原慎平投手(28)に「私生活においても社会的に非難されるような不品行な行為は一切してはならない」と定めた球団規則を違反する行為があったとして、当面謹慎、事実関係を確認後、正式処分を下すとした。(中略)2選手は今月10日深夜から翌11日未明にかけて、都内の飲食店の個室で知人ら男女10人で飲食をしていた。その席で篠原が服を脱いで裸になり、同席した河野がその様子をスマートフォンで撮影し、SNSのインスタグラムに自身のフォロワー限定で公開したという。
立て続けのプロ野球関係者の不祥事、愚行である。こちらは犯罪ではないが、あまりにも「痛い」事件である。

シーズン真っ最中の6月10日に、合コンをし、夜中まで騒ぎ、服を脱いで踊るという馬鹿をやらかしたのだ。この日、巨人は東京ドームで西武と試合をしている。それをしり目にということになろう。
篠原は5月9日に二軍落ちしている。その憂さ晴らしに合コンをしたのかもしれない。河野も4月末に二軍落ちしていた。6月には再び一軍に呼ばれている。

この事件が残念なのは、一つに昨年、山口俊が酒席で暴力沙汰を起こして大騒ぎになった教訓が全然生きていなかったということがある。今どき、シーズン中に合コンをする。深夜まで酒を飲んで騒ぐアスリートはプロ野球選手くらいではないかと思う。日本的には球団の管理責任ということになろうが、彼らのプロ意識はどこにいったのかとおもう。

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二つ目に、彼らの知的レベルの低さである。20歳そこそこの馬鹿な若者ならいざ知らず、巨人という社会的地位のある組織に属していながら、こんな低レベルな遊びをしているのか。さらには、いくらフォロワー限定とはいえ、醜態をさらせばどういうことになるのか、想像することもできなかったのか。フォロワーの誰かが拡散したか、巨人に通報したのだ。野球ばっかりしていて、生きる知恵を身に着けてこなかったことがまるわかりだ。まさに「野球馬鹿」だろう。

三つ目に、彼らが、自らが今おかれている地位にあまりにも無自覚だったこと。篠原は一軍投手陣の端っこにぶら下がって、活きるか死ぬかの瀬戸際だったはずだ。河野も大城という打てる捕手が加入する中で、一軍枠に残るか残らないかという位置にいた。
本当にがっかりしたのは巨人の試合を熱心に見ているファンたちだろう。二人ともエリート偏重の巨人にあって、ようやく這い上がってきた叩き上げだ。ファンは苦労人に暖かい視線を注いでいたはずだ。

篠原は四国アイランドリーグplusの出身だ。愛媛、香川で5年にわたって投げた。なかなか日の目を見ない中、黙々とプレーし、ようやくNPB入りした。そして育成枠から支配下になり、一軍の切符を得たのだ。
私は愛媛時代から見ていた。スタンドには両親と姉が見に来ていた。話を聞いたこともある。篠原の登板を追いかけて、四国中を旅していると言った。
家族や四国のファンの思いも背負ってのプロ入りだったはずだ。合コンでバカ騒ぎしている時ではなかったはずだ。本当にがっかりした。

巨人は二人には冷淡だろう。山口俊と違って二人は戦力的に重要ではない。巨人の信用に泥を塗った選手に再起のチャンスはないのではないか。よくてトレード、戦力外の可能性もあろう。
彼らはバカ騒ぎで、野球人生を棒に振った。こういうのを「愚行」というのだ。

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