この週末は最終週に差し掛かったルートインBCリーグの試合を集中的に見ている。もちろん村田修一を見ておきたいのだが、それに加え「26歳定年制」による野球内容の激変をこの目で見たいと思ったのだ。
昨日は金沢市民球場で石川-信濃戦を観戦。
すさまじい寒さだった。私は愚かにも半そでしか持っていなかったので、コンビニで雨合羽を買って着込んだが、歯の根が合わない感じだった。それでもビールは飲んだのだが。

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信濃には、ラファエル・ポロが4番に座っていた。元楽天だが1軍出場はなし。昨年、愛媛にいて、同国人のマニー・ラミレスに話しかけていた。
それ以外は、ほとんど知らない選手。石川も知っている選手はいなかった。

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石川の先発水本は、立ち上がりから内野安打2本と四球をきっかけに3失点。2回、信濃の北方は石川の4番桑原の頭部をかすめる死球。危険球で退場になる。

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それ以降も、試合は乱戦気味。出てくる投手がストライクを取るのが精いっぱい。そして捕手もパスボール、三振振り逃げに本盗など、大乱調だった。

守備のまずさも目立っていた。内野守備はまずまずだが、外野のエラーが頻出していた。

1試合だけだが、率直に言って、NPBの二軍や四国アイランドリーグplusと比べても試合のレベルは相当下のように思えた。

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26歳以上のベテラン、中堅がいなくなったことで、若手の出場機会が増えたのはいいが、経験不足、技量不足を露呈した。リーグ打率が上がり、防御率が下がったのは、明らかに「26歳定年制」の影響だろう。
この日がたまたま乱戦だったということも考えられるが、こういう試合ばかりだと、客足は遠のくのではないかと思った。

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ただ、NPBへの人材輩出では、大きな影響はないだろう。NPBのスカウトは、もともと「素材」を発掘しに来ている。
独立リーグで好成績を挙げたり、素晴らしいパフォーマンスをしても、その選手が20代半ばであれば、食指は動かなかった。独立リーグのレベルに適応する選手よりも、身体能力や野球センス、将来性を感じる選手を取ろうとするのだ。そして「将来性≒年齢」なのだ。

独立リーグ出身の出世頭はロッテの角中勝也だが、彼の高知での成績は打率.253・4本塁打・28打点に過ぎなかった。ロッテのスカウトは角中の数字ではなくポテンシャルを評価したのだ。
当時を知る弘田澄男さんは、「角中はロッテに入ってから野球を覚えた」と言った。

BCリーグに視察に来るスカウトは、レベルが低下した試合を見ながら「原石」を見つけようとするだろう。ベテランの野球上手がいなくなったことで、より「原石」が見つけやすくなったと思うかもしれない。

あと3試合は見るつもりだ。もう少し「BCリーグの今」について考えたい。

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