昨日、400何日ぶりかで白星を挙げた。今、12球団で一番弱い楽天相手だったことは多少割引く必要があるが、調子は上向きなのだろう。
メッセンジャーと並ぶ虎のエースとして安定感のある成績を残していた藤浪の成績が悪化したのは2016年からである。
それまでの3年間、35勝21敗、防御率2.82だったものが、2016年以降10勝18敗、防御率4.41と悪化したのだ。
いろいろな原因があるだろう。
一つは登板過多。新人から3年で499.2回は、昔ならなんともない数字だが今はかなり多い。特に2015年は199回を投げ、リーグ最多の3374球を投げた。この影響が出ている可能性は大きい。
甲子園優勝投手の藤浪の靭帯はプロ入団時点で損傷していたはずだ。そこから3年の酷使で、MLBであればPRP治療を受けるレベルにはなっていたと思う。

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もう一つは金本知憲。この指揮官が就任した2016年から成績が下落しているのだ。この指揮官は2016年の7月8日の広島戦で161球を投げさせたが、恐らく藤浪とは馬が合わない。
自己流を貫きたい藤浪は、ド根性指揮官の金本とは相いれないのだろう。

昨年から今年にかけての藤浪の戦績。一軍のみ。

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昨年は、春先から制球が定まらなかったが、それでも何とか成績を残してきた。
しかし5月20日から連敗すると二軍に落とされ、8月まで復帰できなかった。8月に復活しても調子は上がらずシーズン終了。

そして今季も開幕から不振が続くと降格され、6月まで二軍暮らしだった。

制球力の急激な低下には、肘、肩などフィジカルな問題、フォームなど技術的な問題があるだろう。
同時に「ダメなら落とされる」という精神的な重圧が影響している可能性もある。

巨人の菅野がそうだが、エース級の投手は2~3試合不振が続いてもローテを外れることはない。投げながら調子を上げていく。それが許される「信用」がある。
しかし今の藤浪は、すこしだめだと落とされる。金本が「ほらな」としたり顔をしているのが目に浮かぶ。
そのことがわかっているから、藤浪は委縮しているのではないか。少々乱調気味でも、「お前に任せた」と言ってもらえるならば、安心して投げることができるのではないか。

藤浪の不調の要因は一つではないだろう。彼も大谷翔平同様肘の精査を受けるべきだと思う。しかし同時に「悪い上司」「気の合わない上司」と当たってしまった不運のようなものも感じる。

本当はトレードに出すのが一番だと思う。大阪桐蔭組のたくさんいる西武当りが面白いと思うが、ま、それは非現実的ではあろう。

今後、藤浪が調子を取り戻すとはあまり思えないのだが、それでも応援していきたい。

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kouryusen



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