オリックス時代の平野は、絶対的な信頼感があるクローザーではなかった。
どちらかと言えば、そこそこ打たれながらもなんとか締めくくるタイプで、被安打も多く、きれっきれのクローザーではなかった。
しかしこれで20試合連続無失点。ERAは1.42まで下がった。
今季の戦績
この前失点したのは5月5日のインターリーグ、アストロズ戦。2失点し、ブロウンセーブとなったが、そこから無失点。
5月は12試合で3ホールドだったが、6月は9試合で5ホールド。ホールドがつくいい回にマウンドに上がっている。防御率はチャフィンを抜いてチーム1位。
クローザーのボックスバーガーが16セーブしているものの防御率は3点台後半であり、今、チームで一番優秀な救援投手になっている。
しかし投球内容は優秀とはいいがたい。
ストライク率は4月.643、5月.627、6月.603とどんどん落ちている。6割そこそこというのは、投手失格の数字だ。
しかし平野は失点しない。適度な荒れ球がある上に、フォークがまだ攻略されていないのだろう。
ただBabipは通算で.222、ここ7試合は.167であり「運」が大きな要素を占めているのは間違いない。
率直に言って、牧田和久の方が信頼感のある投手だと思っていたので意外だ。
平野の「0行進」はどこまで続くのだろう。
今年度の「宇佐美式勝利打点」を調べてみました|6月10日終了時点
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便利使いされてますが故障が心配です。