いろいろ考えて、私は交流戦でパが強い理由は、DH制であるという結論に達した。
その根拠は、MLBでもDH制があるア・リーグが強いのと、オープン戦の結果も、DH制があるパの方がずっと強かったからだ。他に説得力のある原因が見当たらない。
昨日までの交流戦の勝敗
パは2010年から9連勝である。今日の結果次第では2年ぶりに60勝に到達するかもしれない。
今季はセが6戦全勝した日があったが、それでも昨年よりも負けが込んだ。
この表を見ていると、セパ当初僅差でパが勝っていたが、2010年、11年とパが大きく勝ち越した。
そこから圧倒的な優位が定着した。
2010年は1位から6位まですべてパ、セの1位は7位、12勝12敗の巨人という完勝だった。
2011年は東日本大震災があった。また統一球元年だった。中日だけが勝ち越したが、他の5球団は大きく負け越した。
以後、浮き沈みがあるがセは一度も勝ち越していない。
NPBの公式サイトは、少し前まで交流戦の通算の勝敗表、つまりここに掲げた表を紹介したが、今は出していない。今年のキャッチフレーズは「セかパか」だ。語呂が良くていいコピーだと思うが、実態は「パだパだ」だから、都合が悪いのだろう。
今季も交流戦はたくさんお客が入っているが、リーグ対抗戦の興趣を残すためにも何らかの対策が必要かもしれない。
今年度の「宇佐美式勝利打点」を調べてみました|6月10日終了時点
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原因がDH制にあるのだとすれば、投手の分業と合わせて、分業の進化と野球の進化が連動しているということでしょうか。