今季の交流戦はパの59勝48敗1分だった。興行的には大成功だった。チーム打撃についてみていこう。

両リーグ12球団の交流戦の打撃成績。

Kouryusen-Totak-H


今年の交流戦で面白かったのは、同一リーグでのペナントレースでのチームの特長が、さらに色濃く出たことだ。

パ・リーグ。交流戦打率1位はロッテ。しかし本塁打はわずか7本、ちまちまとつなぐ打線だった。
対照的に西武と日本ハムは長打力で相手を圧倒した。
オリックスは犠打が最多、つなぐ野球をした。
ソフトバンクは本塁打こそ最多だったが、楽天とともに打線は元気がなかった。つながりの悪さが目立った。

セ・リーグでは広島と中日が打線好調。広島は勝てなかったが打線はリーグ随一だった。
阪神は本当に貧打が深刻だった。本塁打は最小。犠打は最多だが決定力不足は明らかだ。
巨人も阪神同様、打線に元気がなかった。
DeNAは、足と長打が目立ったが、四球は12球団最少。このあたり、現役時代にほとんど歩かなかったラミレス監督の個性が強く出ている。

kouryusen



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