サンスポ
米大リーグ、エンゼルスは28日、右肘の内側側副靱帯の損傷で戦列を離れている大谷翔平選手(23)がロサンゼルスで再検査を受け、患部は回復していると発表した。復帰に1年以上を要する靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)は回避することになった。

どうなんだろうか?
田中将大と同様、PRP治療が功を奏して、グレード2、つまり部分断裂していた右肘の内側側副靱帯が、回復したということなのか。

PRP治療は個人差が大きいとされる。靭帯の損傷は、そんなに簡単に回復しないが「悪化していない」「腫れが収まっている」という判断なのだろうか。

トミー・ジョン手術となれば、15か月以上のブランクになる。しかし経営の考え方がしっかりしているMLB球団が、目先の利得にこだわって、懸念材料を抱えたまま「手術なし」にゴーサインを出すことも考えにくい。手術に踏み切るには、損傷の程度が浅く、その上、患部に改善の兆候があったという判断だろう。

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大谷の最後の登板では速球の球速が大きく変動した。これは肘から指先への力の伝わり方が一定でなかったことを意味する。靭帯からうまく力が伝わらなかったのだろう。
それも改善されたのか?
次回の登板がいつになるか未定だが、速球の球速の変動幅は一つのチェックポイントになるだろう。

そして速球と同様に肘への負担が大きいとされるスライダーやスプリッターを投げ切ることができるのか。

それ以前に、打者としての復帰はかなり早いという報道がある。大谷は左打者だから、右腕は力を入れる方の腕であり、激しく動かすことで靭帯にも影響があるが、大丈夫と言う判断なのか。

スティーブン・ストラスバーグは100マイルを投げる超大物新人としてナショナルズに入団したが、この年の8月に右ひじを痛め、その月内にトミー・ジョン手術をした。22歳だった。2012年4月に復帰して、当初は不安定な投球を見せたが、2014年から4年連続で二けた勝利。100マイルの球は投げなくなったが、投手として円熟味を見せている。

私としては、ストラスバーグのように、痛めた右ひじをきれいさっぱりとリニューアルして、憂いなく投げてほしいと思う。

今の状態では、田中将大同様、いつ肘が悪化するか気を使いながらの登板になるのではないか。

チームとしての総合的な判断ではあろうが、そこに本人の意思がどこまで反映されているのか。後追い報道にも注目したい。

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