今年と2008年の捕手別の盗塁記録。
わずか3年で、リーグの主力捕手の顔ぶれがあらかた変わってしまっていることに驚く。捕手も世代交代していたのだ。
最近は強打の捕手がもてはやされることが多い。そういう才能はたくさん出てきているが、守備面、とくに肩を売り物にする捕手は減っているのではないか。ハンク・コンガー、アレンシビアなど派手な打棒で売り出した捕手は、いずれも盗塁阻止率(CS%)が低い。 2008年には50試合以上出場した捕手でCS%が40%を超えた選手は、ホセ・モリーナの44%を筆頭に3人いた。2009年は城島健司の53.7%とゲイリー・レアードの41.6%、2010年はホセ・モリーナの44.1%とドリュー・ブテラの43.2%。それが今年はケリー・ショパッチの40.9%だけになってしまった。
走者にとって危険な捕手が年々減っている印象だ。
そんな中で、イチローは相変わらず高い盗塁成功率を維持している。
2008年は、イヴァン・ロドリゲスに連続盗塁成功記録を2度も阻まれた。イチローは刺された直後にリベンジの盗塁を果たすなど、ライバル心をあらわにしたが、今年はそうした対象となる捕手はいなかったようだ。
今年はオークランド・アスレチックス=OAKのカート・スズキから6盗塁。2009年2盗塁1盗塁死、2010年3盗塁1盗塁死と毎年好勝負を演じてきたが、今年はイチローの圧勝に終わった。また、ボストン・レッドソックス=BOSのサルタラマキア、ニューヨーク・ヤンキース=NYYのラッセル・マーティンと、強豪チームの二人の新正捕手からも合計8盗塁。ポイントは抑えている感じだ。
少なくとも足に関する限り、イチローは衰えていないと思われる。盗塁は脚力というよりは、投手への観察力やタイミング、経験、勇気などが必要だろうが「盗塁をする気力」は、健在だと思う。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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わずか3年で、リーグの主力捕手の顔ぶれがあらかた変わってしまっていることに驚く。捕手も世代交代していたのだ。
最近は強打の捕手がもてはやされることが多い。そういう才能はたくさん出てきているが、守備面、とくに肩を売り物にする捕手は減っているのではないか。ハンク・コンガー、アレンシビアなど派手な打棒で売り出した捕手は、いずれも盗塁阻止率(CS%)が低い。 2008年には50試合以上出場した捕手でCS%が40%を超えた選手は、ホセ・モリーナの44%を筆頭に3人いた。2009年は城島健司の53.7%とゲイリー・レアードの41.6%、2010年はホセ・モリーナの44.1%とドリュー・ブテラの43.2%。それが今年はケリー・ショパッチの40.9%だけになってしまった。
走者にとって危険な捕手が年々減っている印象だ。
そんな中で、イチローは相変わらず高い盗塁成功率を維持している。
2008年は、イヴァン・ロドリゲスに連続盗塁成功記録を2度も阻まれた。イチローは刺された直後にリベンジの盗塁を果たすなど、ライバル心をあらわにしたが、今年はそうした対象となる捕手はいなかったようだ。
今年はオークランド・アスレチックス=OAKのカート・スズキから6盗塁。2009年2盗塁1盗塁死、2010年3盗塁1盗塁死と毎年好勝負を演じてきたが、今年はイチローの圧勝に終わった。また、ボストン・レッドソックス=BOSのサルタラマキア、ニューヨーク・ヤンキース=NYYのラッセル・マーティンと、強豪チームの二人の新正捕手からも合計8盗塁。ポイントは抑えている感じだ。
少なくとも足に関する限り、イチローは衰えていないと思われる。盗塁は脚力というよりは、投手への観察力やタイミング、経験、勇気などが必要だろうが「盗塁をする気力」は、健在だと思う。
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