LAA-LADのハイウェーシリーズは40度超の熱波の中で行われたという。捕手がストライクゾーンをパスボールしたり、野手がファウルを取り損なったり、尋常な環境ではなかった。湿度は高くないから、日本の夏よりはましだろうが。

そんな中、前田健太は本当に素晴らしかった。速球は明らかにNPB時代より速い。それに、チェンジアップのすごいこと。落ちる球がないから苦労すると言われたが、これは二流のスプリッターより凄い。

大谷の成績、前日の代打から。

Ohtani-0706


7月6日は、現地5日。米独立記念日であり、大谷の24回目の誕生日だったが、代打で三振。

昨年34セーブのディアズは今年さらに凄みを増している。7月4日にも三振しているが、2回の対戦で9球を見たが、1球もバットに当たっていない。

7日のマエケンとの対戦。
第1打席、積極的に振って言ったが2ストライクから、間違いなくチェンジアップが来るとわかっていて、それに手を出して空振り。

第2打席、チェンジアップを慎重に見送るが、速球にタイミングが合わず遊飛。

マエケンは6回にキンズラー、ブリセノに連打され、カルフーンは三振に切って取り、シモンズは左飛で二死となるが、トラウトを敬遠。アップトンの打席でボーク、キンズラーが生還。左腕スコット・アレクサンダーに交代した。まだ86球。

第3打席はそのアレクサンダーと。左腕のシンカーボーラー。日本にはいないタイプ。経験がなければ打てないでしょう。

そして第4打席、昨年のナのセーブ王、ケンリー・ジャンセン。こっちはカッターボーラー。これも難しい相手。ぎくしゃくした足の動きから高速カッターを投げ込んでくる。0-2と追い込まれて、釣り球で空振りをさせようとするが、4球とも高めに外れて歩く。

次打者キンズラーの2球目で大谷が走る。捕手グランダルが悪投で大谷は三進。ここでフレッチャーが右前打を打って大谷が同点のホームを踏む。さらにキンズラーが右前打。右翼のプイグがもたつくうちに、フレッチャーが帰ってきてサヨナラ勝ち。

大谷は前田を打てなかったが、前田の白星を消した。

いや、楽しそうだ。病み上がりとは思えない。今季の大谷は成績ではなくて、彼の投げる、打つ、走るなどの魅力をアメリカのファンに見せることが目的でいいのだと思う。

経験を積めば、大谷自身が「その先」を決めるのではないか。楽しい試合だった。



2012~14年中後悠平、全登板成績



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