高校野球を主催する朝日新聞や、毎日新聞は「反安倍」の論陣を張っている。「左翼」という人もいるが少なくとも「リベラル」ではあろう。しかし、高校野球の記事を見ていると、本当はばりばりの「右翼」ではないかと思うことがしばしばある。

朝日新聞
「運とボール引き寄せる」2年間、毎日続けたトイレ掃除
布施工科には、4年前から守備の要の遊撃手が続ける験担ぎがある。グラウンド脇のトイレ掃除だ。運やボールを引き寄せるそうだ。佐藤君は正遊撃手になった2年前から、ほぼ毎日床の砂を水で流し、便器をブラシで磨いてきた。
 敬遠されがちなトイレ掃除だが、佐藤君は汚れを見つけると進んでブラシを手にする。森実達郎監督も「諦めずに我慢できる選手になった」と成長を認める。


私はいろいろな企業の広告関連の取材をしてきたが「トイレ掃除」を、精神修養になるという経営者は、中小企業を中心にけっこういる。
ある食品会社の創業者は、素手で便器を手洗いするのを日課にしている。これをしてから迷いがなくなったのだという。当然、部下にもさせている。新入社員は必須だ。話を聞けば、みんな「自分から進んでやらせていただいている」という。その結果、迷いがなくなったという。
この手の会社はそれだけにとどまらない。波動で水の結晶が変化するとか、お経を読めば野菜が大きく実るとか、いろいろ派生するのだ。
こういうのは迷信であり、科学的根拠はない。詐欺師が良く振り回す言辞だ。

もちろん、お金をもらって広告文を書くのだから、私は感心した振りをして話を聞いていたが、少なくとも、素手で便器を洗うような会社は、食品企業として失格だと思う。また、悪趣味であり、変態かもしれないと思う。
この手のことを社員に強制する会社は、マインドコントロールを施していると断じても良いと思う。

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もちろん、好きでトイレ掃除をすることは勝手である。私はあまりお近づきにはなりたくないが。
しかしそれを強制するのは問題があるだろう。トイレを洗うことで「諦めないこと」「我慢すること」を学んだようだが、それはスポーツと何の関係があるのだろう。
私などは、トイレ掃除をきっぱりと拒否した選手の方がまともだと思うが。

この手の「滅私奉公」の「精神主義」は、右翼、愛国主義者が大好きなはずだが、朝日新聞も嫌いではないのだ。こういうことを書けば、年寄りが喜ぶ。家でダラダラしている孫に「同じ年頃なのに、この子は立派だ。見習え」と言うネタを作る。

一方で「選手の健康」に懸念を示し、科学的で合理的な高校野球への変貌を訴えながら、一方で「トイレ掃除」を礼賛する。これもダブルスタンダードではないのか。



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