2013年に環境省は暑さ指数(WBGT)という数値を紹介し、熱中症予防に関する指標を発表している。

WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)は、最近、メディアで良く取り上げられるが、単なる気温ではなく、湿度や日射・輻射なども加味された「暑さが人体に与えるダメージ」の指数だ。
WBGTは気温1、湿度7、輻射熱2の割合で加味される。つまり、湿度が高ければ体のダメージは大きいというわけだ。

環境省による、運動に関する指針は、以下のようになっている。

WBGT


2013年に発表された指針だ。

今日、朝10時の段階での環境省が発表したWBGTランキング。
WBGT20180721-10


すでに関東地方を中心に、多くの地域でWBGTは31度を超えている。運動をすべき環境ではない。

この指針には「WBGT31℃以上では、特別の場合以外は運動を中止する」とある。

今、行われている高校野球は「特別の場合」に該当するという解釈だろう。

この指針を見れば、すでにこの時期の日中は「運動をしてはいけない」時間帯になっていると言える。
今日は、全国47都道府県で130試合以上が行われるが、その大部分が「特別の場合」なのだろう。

甲子園とその予選もそうだが、夏休みに行われるインターハイも「特別の場合」として行われている。

「特別の場合」とは、暑熱に対して特別の耐性のある選手が、暑さに特別に配慮して試合を行う場合、と言うことになるだろうが、そういう選手たちが、熱中症で続々倒れるようなことがあれば「特別の場合」の前提は崩れるということになろう。

メディアはWBGTについて報道しているが、高校野球やインターハイとは結び付けようとしない。朝日、毎日は甲子園、讀賣はインターハイを主催、後援している。だからだということであれば、日本の言論は、健全とは言えなくなる。

なお、昨日紹介した埼玉県高野連をめぐる記事は、2013年のものであり、川越西の監督は退任しているとの指摘があった。大変軽率な引用をした。お詫び申し上げる。

ただ2013年の埼玉県の猛暑日は埼玉県北部(熊谷市)で23日、今年は20日までで11日連続で11日となっており、以後も猛暑日が続くと考えられる。危険性は2013年よりも高まっている。しかし高野連の認識は変わっていないと思われるので、そのまま掲載することとした。


P7271003




今年度の「宇佐美式勝利打点」を調べてみました|7月11日終了時点



私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!